
ヤマハ発動機はフロント二輪のLMW(リーニングマルチホイール)スクーター「トリシティ300」の2025年モデルを発売する。装備、諸元はそのまま、カラーバリエーションをリニューアルした。
価格は104万5000円で従来から据え置きとなる。発売は7月31日(木)、年間販売台数は100台が予定されている。
欧州先行登場のホワイト&グレーが日本上陸
高い安定性で人気のLMW・トリシティシリーズのうち、最大排気量となる292ccのモデルがトリシティ300だ。欧州では先行して新型が発表されており、水冷OHC「ブルーコア」エンジンは最高出力29PS/7250rpm、最大トルク29Nm/5750rpmを発揮。車体構成はスクーター同様、大型のロングシートやフラットなフットボード、大容量のシート下収納など利便性を備えている。それでいて、小回りの利く前後14インチのホイールと、自然なバンク角を実現してバイク同様の運動性能を発揮できるアッカーマン・ジオメトリを備えるフロント構造によって、直進安定性と悪路走破性を両立するのがシリーズを通しての特徴だ。
トリシティ300のモデルチェンジは2023年以来となるが、新型での大きな変更点はカラーバリエーションのみにとどまる。新色は「ホワイト」「グレー」の2色がラインナップされ、モノトーンのボディカラーとフロントフェンダー・ホイールにアクセントが施された新グラフィックを採用した。価格は104万5000円と従来据え置きだ。
発売は7月31日(木)、年間販売台数は100台が予定されている。
トリシティ300(2025)
発売日:2025年7月31日(木)
メーカー希望小売価格:104万5000円
ホワイトメタリック6(ホワイト)【新色】
パステルダークグレー(グレー)【新色】
トリシティ300(2025)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,250×815×1,470mm
・ホイールベース:1,595mm
・シート高:795mm
・車重:237kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 292cc
・最高出力:29PS/7250rpm
・最大トルク:3.0kg-m/5750rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:Vベルト式無段変速
・ブレーキ:F=ディスク×2、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-14、R=140/70-14
・価格:104万5000円
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