こんにちは、モトブロガーのぴの子です!今回は、2025年6月20日に発売されたHondaの新型電動スクーター「CUV e:(シーユーヴィー イー)」を実際に試乗してきたので、その感想をじっくりとお届けします。原付二種相当のクラスで、街中でもスイスイ走れる注目の1台。私が実際に跨って走ってみて感じた「走り心地」「使い勝手」「気になるポイント」まで、まとめてみました!まずは、CUV e:ってどんなバイクなのか?というところから、ざっくり紹介していきますね。

実は原付ニ種に初めて乗るぴの子

先進的なライトのデザインがカッコいい

 CUV e:とは? ― 電動×利便性の両立を目指した1台

CUV e:は、HondaがEM1 e:に続いて送り出した一般向けの原付二種に分類される電動バイクです。小型二輪免許以上が必要になりますが、そのぶん30km/h制限や二段階右折のルールから解放され、クルマと同じ流れで走れる自由さがあります。しかも2人乗りOK!1回の充電で走れる距離は、60km/hで一定速度走行した場合で最大57km。もちろん、実際の街乗りでは信号や坂道もあるので変動しますが、通勤・通学・買い物といった日常の移動手段としては、かなり実用的なスペックです。

シート高は766mmで、HondaのPCXよりもわずかに高いくらい。私自身は小柄(154cm)な方ですが、足つきはつま先がつく程度です。

150cm以上の身長がないと少し不安かも?

後ろからはこんな感じ

 7.0インチTFTメーター搭載

CUV e:のコックピットには、業界最大級となる7.0インチTFTフルカラーディスプレイが搭載されています。このサイズは大型バイクにも匹敵し、視認性・情報量ともに非常に優れています。さらに、スマートフォンアプリ「Honda RoadSyncDuo」と連携することで、メーター内にナビゲーションを表示できるなど、ライディング中の利便性も格段に向上。これにより、スマホをハンドルに固定する必要もなくなり、安全性も高まります。

明るくてかなり見やすい

 バッテリーは購入かサブスク、選べる運用スタイル

CUV e:の電源となるのは、Honda独自の着脱式リチウムイオンバッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」。このバッテリーは2個を同時に使用する設計になっており、1個だけでは車両が動きません。バッテリーは1個あたり約10kgとやや重く感じますが、車体に装着した状態での走行では重さはほとんど意識されません。

そしてこのバッテリー、運用スタイルは2通りから選べます。

サブスクリプション型(ガチャコステーション)

都市部(特に東京・大阪)に展開されている「ガチャコステーション」を使えば、充電済みのバッテリーと交換するだけで手軽に“給電”が可能。まるでガソリンスタンドのような感覚で、わずか数十秒で交換が完了します。

ガチャコステーション

バッテリー購入も可能

もう一つの選択肢が、バッテリーと充電器の購入による自宅充電スタイルです。価格は以下の通りです。

  • Honda Mobile Power Pack e:(1個)…¥108,900(税込)
  • 専用充電器(1台)…¥55,000(税込)

これを2セット用意すると、
¥108,900 × 2 + ¥55,000 × 2 = ¥327,800(税込)

となります。決して安くはない初期投資ですが、燃料代やオイル交換の手間がかからず、ランニングコストの低さを考慮すれば、長期的には十分に元が取れる価格と言えるでしょう。

東京都民なら、さらにお得に!

特に注目したいのは、東京都の電動バイク導入に対する助成金制度です。東京都在住の個人が対象車両を購入する場合、最大で10万円以上の助成金を受け取ることができます。「エンジン車に強いこだわりはないけれど、通勤や買い物など、日常の移動手段としてしっかり使えるバイクがほしい」という方にとっては、CUV e:は非常にお買い得な選択肢になるのではないでしょうか。

ぴの子が実際に乗ってみた感想

原付二種初心者でも簡単に乗れて非常に楽しい乗り心地

乗った瞬間から「静かでスムーズ」、まるで未来の乗り物

まず、最初に驚いたのは音の静けさ。キーをONにしても「シーン」としていて、最初は「本当にこれ、動くの?」と不安になるほど。けれど、スロットルを少しひねるとスーッと走り出す。この“音の無さ”と“滑らかな加速感”が、まるで電車やエレベーターに乗っているかのようで、良い意味でバイクらしくないなと感じました。

周囲への騒音もほとんどなく、夜間の住宅街でも気にせず走れるのは嬉しいポイントです。住宅密集地に住んでいる方には、本当にありがたい設計だと思いました。

 “振動がない”という新感覚にびっくり

エンジンバイクでは当然あると思っていた振動が、CUV e:では皆無。停止時のブルブルもなければ、加速中も車体はピタッと安定。これが想像以上に快適で、長く乗っても疲れにくいのでは?と感じました。

特に、信号待ちでの“静かで安定した停止”は、ちょっと不思議な感覚です。「今バイクに乗ってるんだよね?」と何度も思うくらい(笑)。

発進、停止もスムーズ!

坂道でもぐいぐい登る!スポーツモードのトルク感が楽しい

今回試乗した道では、勾配のある坂道もいくつか通りました。そんなときに切り替えたのがSportモード。すると、まるで別のバイクに変わったかのような加速力! トルクが強く、ちょっとアクセルを回すだけでグッと前に出ます。

これが電動の面白さでもあるんですよね。回転数を上げてトルクを出す必要がないから、レスポンスがめちゃくちゃ良い。交差点の出だしや合流でも安心感がありました。

加えて、モードの切り替えも手元のボタン一つ。状況に応じて使い分けしやすいのも魅力です。

Econモードは…節電モードとしては優秀。でもスピードは我慢

正直に言うと、Econモードはかなり控えめです。アクセルを回してもじわじわとしか進まず、流れの早い幹線道路では少し心もとないかも。ただし、渋滞中や住宅街、バッテリーが少ないときには安心できる存在。「帰れるかな…」って焦る気持ちを少し落ち着かせてくれる、そんなモードだと思います。

ガチャコステーションでの交換も簡単だった!

そして最大の注目ポイント、ガチャコステーションでのバッテリー交換も体験してみました。初めてだったのでドキドキしましたが、実際にやってみたら…すごく簡単!ディスプレイの指示に従ってバッテリーを抜き、スロットに差し込むだけで完了。最初こそ差し込む方向を間違えたり、交換するバッテリーはどのスロットのを選べばいいのか等分からず戸惑ったものの、慣れれば1分以内で交換できるレベルです。バッテリーってもっと大げさな設備が必要だと思っていたので、ここまでスマート化されていることにちょっと感動しました。

バッテリーは1つ10kg。重さに慣れるまでは少し大変かも

 まとめ:CUV e:はどんな人にオススメか?

CUV e:は、「原付の手軽さ」と「小型二輪の自由さ」、そして「電動の未来性」を兼ね備えた、非常に完成度の高いコミューターバイクです。特に以下のような方にオススメです。

  • 都市部で通勤・通学・買い物にバイクを使いたい人
  • 騒音や排気ガスのない、環境に優しい移動手段を探している人
  • 東京都在住で助成金を活用して賢く買いたい人
  • 車体のデザインやテクノロジーにこだわる人

これからの都市生活にフィットした一台。未来のスタンダードになりそうなCUV e:、あなたもぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

未来の足となる日も近いかも…?

以上、ぴの子でした!

ギャラリーへ (10枚)

この記事にいいねする


コメントを残す

ホンダ CUV e:の価格情報

ホンダ CUV e:

ホンダ CUV e:

新車 39

価格種別

中古車 0

本体

価格帯 20.02~52.8万円

51.63万円

諸費用

価格帯 1.99~3.99万円

2.23万円

本体価格

諸費用

本体

万円

価格帯 ―万円

諸費用

万円

価格帯 ―万円


乗り出し価格

価格帯 22.01~56.79万円

53.87万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

万円

価格帯 ―万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す