ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ヤマハ「トリシティ125」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけヤマハ「トリシティ125」ってこういうバイク!!

オーナーが語る!「トリシティ125」ってぶっちゃけどうなのよ!?【オーナーレビューまとめ】

ヤマハのトリシティ125はLMWシリーズに属するモデルで、トリシティシリーズには、トリシティ155、トリシティ300。またシリーズ名は違いますがナイケンGTも同じLMWシリーズに属しています。特徴はなんと言ってもヤマハの提唱するLMW(リーニング・マルチ・ホイール)機構でしょう。直訳すれば“傾けて(Leaning)”走る“複数(Multi)”の“車輪(Wheel)”となり、前2輪を持つトリシティシリーズの特徴をそのまま表しています。

ではこのLMW、一体どんな効用があるのでしょう? 実はこれがなかなかすごいんです。まず第一に左右に車輪があることで路面状況の影響を受けにくいことが挙げられます。つまり、片方の車輪が濡れたマンホールや浮き砂に乗り上げても、もう片方の車輪が路面を捉えていればスリップダウンする確率が大幅に減る……ということです。

また左右2輪あることで路面の凹凸を効率よくいなします。例えば幹線道路の交差点付近にできたアスファルトの凹凸を通過してもフロントタイヤが振られるようなことがまずありません。しかも、前2輪という構成のおかげで制動力も強力。路面にタイヤ接地する面が2倍あることでまずブレーキのロックそのものが起きにくく、しかも左右タイヤの接地面が離れていることで制動時に車体がものすごく安定する。おかげで強烈……、それこそ巨人に掴まれたような異次元のブレーキングが可能なのです。

この他、横風の影響を受けにくい、二人乗り時の安定性がいいなど、LMWならではの特性はたくさんありますが、125ccクラスのトリシティ125の場合、通勤通学といった日常の足としての適性がとても高いといえるでしょう。外乱要素に対して車体が影響を受けにくく、短い制動距離で止まれ、雨天時や少々道が悪くてもスリップダウンしにくい……となればシティコミューターとしては最強と言えるでしょう。唯一の弱点は前2輪という構造からくる車体の重さと、大きさ。とくに駐輪スペースに関しては一般的な125ccスクーターよりも大きなスペースが必要となります。

中古車の選び方のポイントは、2014年登場の初代(EBJ-SE82J)、伸びのいいVVAエンジンを搭載した2018年登場のモデル(2BJ-SEC1J)、アイドリングストップ機構やスマートキーなどを装備した2023年以降(8BJ-SEK1J)、といったところです。

Webikeユーザーはトリシティ125をどう感じている?

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トリシティ125

新車平均本体価格:46.8万円
中古車本体価格:26.74万円
口コミ件数:56件
※データは2025年6月19日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.54(評価人数:276人)

平均満足度は3.54。グラフを見ても突出ところがないトリシティ125ですが、ルックスは4.39となっており、前2輪というLMWの特徴的なデザインを気に入っているユーザーが多いことが伺えます。

一方、一番低かったのはとりまわしで3.1。前2輪による車格の大型化、重さを気にしている方が多そうなことが読み取れます。

トリシティ125のざっくりまとめ

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よいところ

・安定感が強くふらつかない
・他のバイクにはない前2輪の存在感
・前2輪おかげでフロントブレーキ性能が高い
・二人乗り走行が楽

悪いところ

・前2輪のおかげでとりまわしがしにくい
・フロアボードがやや狭い
・前2輪のため車体が重くパワーを喰われる
・実際に乗らないとその良さが体感できない

トリシティ125オーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

購入動機・用途・比較車種 2020年モデルを購入して通勤バイクとして使用。
郊外を走るショートツーリング的な通勤ルート&距離。
走行距離も4万キロが見えて来たので、交換部品や故障時の手間&リスク。そして2023年モデルからスマートキー化したので買換。
長所・満足な点 カギを取出す手間の無いスマートキーは本当に便利。
そして風雨に負けない通勤バイクとして必要な圧倒的な安定感。
貼り付いた様なフロントの接地感を心強く感じる事ができ、その感覚に違和感を感じても、「絶対無理」な拒絶感じゃないなら。
安定感抜群だけど、その分フロントヘビーなバイクとして慣れます。
短所・不満な点 125ccは155ccとの差別化と、価格を50万以下に抑えたかったのかは不明だが、海外モデルにはABS付が有るのに、2023年の125cc国内モデルにはABS付が無い。ABS有/無の2モデル展開するメリットが無い市場と判断されたのが残念。後はメットインスペースのLED照明省略も残念。小物入れのシガーソケットは蓋閉め問題が有ったのでどうでも良い。
これから買う人へのアドバイス 消耗品の維持費はタイヤ1つ多いので、1.5倍位かかる位のイメージ。
独特のスタイルや乗ってみての安定感(安心感)にその金額が出せる人向けです。
私の燃費はエコランプ意識のツーリング的な通勤なので 41~43km/l。予想だが、信号の多い街中だけを走ると-5~10km位落ちそう。
購入動機・用途・比較車種 タクトAF30型を父から貰い乗っていましたが、坂を全く登らなくなったので見た目がかっこいいトリシティを購入しました。
長所・満足な点 片道200kmを下道で休憩を入れながら7時間位走っても疲れにくい、通勤や買い物をする際荷物が大量に積んでもバランスが崩れにくい。
短所・不満な点 足元の狭さ、個人の方で作られている足置きをつけないと足のサイズが大きい人は、運転がしづらい。転回の時に重さが、一気にくるので一度に回ろうとしないでゆっくりやらないと危険を感じる。

トリシティ、イエローで不満だった点は、蛍光色に近い色なので市販されている黄色のパーツが合わないのが残念。スクリーンの色は、今後変更予定。

これから買う人へのアドバイス 3輪だから安心ていうことは、ないです。雨の日の鉄板の上や曲がる際は、速度を十分に落とさないと確実にこけます。急な坂道での、右左折はかなり危険なのでできる限り避けたほうがいいです。

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購入動機・用途・比較車種 街中で見かけて免許を取ろうと思ったきっかけの1台です。見かけた当時車の免許もなくなにか足が欲しいと思ったので。
長所・満足な点 コーナー、強風での安定性。スクーターとは思えないルックス。重たい割にはbluecoreエンジンになってからはぐんぐん走る。(過去エンジン車両をレンタル経験済)。
短所・不満な点 取り回しが慣れていない人にとって重い(250ccバイク相当の重さがあります)シート下容量が少ない。足元が狭い。
これから買う人へのアドバイス 他人と被りたくない、バイクに乗りたいけど不安定なのは怖いという人にオススメ。新車購入し4万キロ突破しましたがこれといった故障はなし。信頼性あります。

 

トリシティ125のライバルをチェックする

前2輪のLMWという強い個性を持ったトリシティ125。他メーカーの3輪モデルもライバルになりそうですが、テレスコピックサスペンションやアッカーマンジオメトリといった機能のおかげで、他の3輪モデルとは別格にハンドリングがよく、操縦安定性に優れるヤマハのLMW。

ライバルは不在で、強いてあげるなら同じヤマハのLMWシリーズ。軽二輪クラスで高速道路を走ることができるトリシティ155。大柄でツアラー的な使い方のできるトリシティ300。MT-09系の3気筒エンジンを搭載したナイケンGT、が挙がってきます。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2026年6月19日現在です。

YAMAHA TRICITY155

ownerreview_yamaha_tricity125

オーナー平均満足度:3.69(評価人数:222人)
新車平均本体価格:53.52万円
中古車平均本体価格:38.89万円
口コミ件数:28件

詳細はコチラ

YAMAHA TRICITY300

ownerreview_yamaha_tricity125

オーナー平均満足度:3.62(評価人数:53人)
新車平均本体価格:99.06万円
中古車平均本体価格:70.44万円
口コミ件数:7件

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YAMAHA NIKEN

ownerreview_yamaha_tricity125

オーナー平均満足度:3.49(評価人数:61人)
中古車平均本体価格:139.6万円
口コミ件数:12件

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