
英国を代表する誰もが知るバイクブランド「トライアンフ」。今回はそのトライアンフが混迷期に米国でデザインし、371台しか生産されなかった希少モデル「TSX」とそのオーナーの物語をご紹介します!
(アイキャッチ画像 Photo by @hikarusr400)
目次
トライアンフTSXとは?
Triumph TSXは当時倒産寸前だったトライアンフ社(メリデン工場)がアメリカ市場を意識し、Wayne Moulton(トライアンフ・モーターサイクルズ・アメリカ代表)が設計した唯一のツインモデル。日本やアメリカで流行したデザイン重視の「ファクトリー・カスタム」スタイルを取り込んだモデルだ。
1982年6月にデビューし、市場での評価はまずまずだったようだが、1983年8月のメリデン工場閉鎖と共に生産終了。結果的に世界生産台数371台の希少車となった。
やはり個人的に感じる最大の魅力はアメリカ西海岸の雰囲気を感じるデザイン。
正直、私はデザインの分野には疎いが…
シンプルながら大胆な色使い。この自由で開放的なデザインから、アメリカの歴史やカルチャーの一端を感じることが出来る気がして面白い。(的外れなことを言っていたらごめんなさい笑)
デザインと時代背景に惹かれ手に入れたアメリカントライアンフ!
今回ご紹介するTSXのオーナー堤さんはTSX以外にKAWASAKI KE125、HONDA DAX、YAMAHA GT50を所有されており、所有車両の一部には自らがデザインされたペイントが施されている!
本業がクリエーターというだけあり、そのクオリティは尋常ではない。。。
(詳細は是非、彼のInstagramをご覧下さい!)
今回の記事の中ではクリエーターの彼がTSXを選んだ理由、お気に入りポイント、苦労話等をまとめました!
Instagram「堤さん」
https://www.instagram.com/t_t_t_tsx
購入のきっかけは?
『以前はSRに乗っていて大型に乗り換えを検討していました。ヤマハTXとXSに絞って探していたところ、たまたま雰囲気も名前も近い「TSX」に出会い、一目惚れ笑
時代的な試行錯誤の混迷や、立ち位置の曖昧さを感じつつも…それ故に生まれる妙な成立の仕方。そこに、なにか自分と通じるものを感じ、勇気づけられ…「これだ!」と思い即決しました!』
なんと!
トライアンフ混迷期とご自身を重ねた…そんな深い想いがあったのですね!
お気に入りポイントは?
『トライアンフなのにいろいろな国籍が混じったような佇まい、レインボータンクの時代を感じる陽気さ、キャストホイールの無骨さあたりが気に入っています!あと、このTSX…一部では「珍トラ」とも呼ばれていた程の不人気車なので笑、他人とかぶることがそうそうないところも魅力です!』
アメリカで生まれた英車トライアンフ…単なるデザインの良さだけではなく、その時代背景も含めたサラダボウル感がグッときますよね!
カスタムのポイントは?
『もともと純正のファクトリーカスタム自体が気に入っていたので、大きくはいじっていません。今はハンドルのポジションを少し低めに乗りたい気分になり変更していることと、あとはすごく細かいですが、タイヤ周りの印象を軽くしたくて、リアだけ細いホワイトリボンのタイヤに変えてみたり、最近ではホワイトレター化も自分でやったりしています。(撮影時はまだ未着手)
オイルクーラーは前オーナーのつけていたものを引き継いでいます。』
このハンドル、とても雰囲気が良いですよね!
『これは北大阪のカスタムショップ・ビルダー「BOLDIDEA CUSTOMCYCLES」が手がけたNarrowed Super Barの7/8インチバーです。クランプ部の幅(ナロー感)や、立ち上がり〜プルバックなどに徹底的に拘られたハンドルです!
以前からハンドル周りでお世話になっており、今回少し低めにしたいと相談していたところ、Super Barをご紹介頂きました。
ルックスと操縦性はもちろんですが、"スーパーバー=スーパーバイク=80’s"ということで、「82年式のTSXに合わせていくのも良さそう」とアドバイス頂き、「それは是非やってみたい!」と即断しました。
苦労している点はありますか?
『購入初期は膿み出し的な感じでいろいろ不具合がありましたが…現在は解消し、基本的には快調です。
英車あるあるですが…オイルが漏れがちなのでオイルの継ぎ足しは欠かさないようにしています。』
2年ほど前…私がオイル交換で世田谷のバイクショップ"タイムトンネル"(私がBMWを、堤さんがTSXを購入し、お世話になっているショップ)にお邪魔した際、正に堤さんのTSXの整備中で…「今まで多くの英車をみてきたが、TSXは構造が違いすぎる!」と嘆かれていたことを思い出しました笑
バイクライフをデザインするクリエーター
私と堤さんの出会いは…2年ほど前に参加したタイムトンネルが主催するツーリング。お互い初参加、同世代という事で仲良くなり、今ではVMX(ビンテージモトクロス)レースにも一緒に参加するバイク仲間に!
そうそう、私のVMXマシンのゼッケンは彼によるデザインなんです!可愛いでしょ?笑
デザインもバイクもファッションもライフスタイルも…全てにおいてセンス抜群の彼。
バイク仲間の中にはオシャレな人は沢山いるが、彼のセンスは抜きん出ている。
えっと、私のバイクライフ…全てをデザインして貰っても良いですか?笑
Instagram「みんなの単気筒」
https://www.instagram.com/minnano_tankito
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『クリエイター』なんて職業はねーよ。
『まだ未着手』とか、相変わらず小学校の国語の勉強からやり直した方がよさそうな頭の悪そうな文章もどうにかしてくれ。
モノづくりをする方々を指しているのでクリエイターと言う職業も存在はしている気がしますよ。
確かに「記事」として校正したら真っ赤になりそうな作文なので、文章がぶっ叩かれるのは仕方ないと思います。が、攻撃だけで終わらずに改善案でも提示した方が「どうにか」出来るんじゃないですかね。
例えば、執筆者はインスタグラム中心の方の様ですので、共通趣味の方に向けた発信として求められる文章と、ニュースとして広報に求められる文章は異なるのでは。とか。
まあwebikeコミュニティの日記でやっていたらこんな叩かれなかったんでしょうねきっと
🤓「小学校の国語の勉強からやり直した方がよさそうな頭の悪そうな文章」
トップの写真に写ってるのって、この記事の書き手?
バイクに乗る資格も関わる資格もなし。
これ、パッと見、色だけ変えたヤマハのXS650に見えるなぁ。