
4月に開催された名古屋モーターサイクルショーにて、ひときわ異彩を放つレトロマシンが展示されていた。ロングタンクをフレームからぶら下げ、125ccの横型空冷エンジンを搭載する「SkyTeam(スカイチーム)ST-19」という名の本機は、なんと38万8000円で市販予定のモデルだ!
個性バツグンのレーシーなボードトラッカースタイルに注目!
名古屋モーターサイクルショー会場、愛知県のショップ「COCO BLUE」ブースに展示されていた1台の新型バイク。クラシックなヘッドライトとロングタンクがポイントの本機は、一目見たら忘れがたいインパクトのあるスタイルが特徴的だ。中国・スカイチーム製のこのマシン、パイプフレーム剥き出しのシンプルな姿は、まるで1920年代のボードトラックレーサーのよう。しかしれっきとした125ccクラスの原付2種モデルだという。
ディテールを見てみると、タンクは一般的なフレームの上に被せるタイプではなく、フレームの下に「ぶら下げる」構造をとっており、スッキリとしたデザインがいかにもクラシカル。さらに前後18インチの大径ホイールは、フロントこそブーツつきのテレスコピックサスを採用しているものの、リアショックはないリジットタイプ。スプリングを備えるシングルシートのみという潔いもので、これも全体のスタイルのよさの理由だろう。灯火類はミニマムなヘッドライト、ウィンカーいずれもバルブ式、インジケーターはニュートラルランプがライトケースに内蔵されている。コクピットはレトロな外見を裏切らない、これも小型のアナログメーターを装着。
エンジンは横型の空冷OHCで、排気量は122.3cc、4速マニュアルミッションで6.1kW(8.2PS)/5500rpmを発揮。吸気はキャブレターにパワーフィルターを装着したものであり、カスタム済の雰囲気十分だ。排気系統も、キャブトンタイプのショートサイレンサーを備えており、スポーティーな足回りに見せている。このようなシンプルなデザインで、装備にも余計なものはまったくないため、全長1910mmというミドルバイク並みのロー&ロングなシルエットをもちつつも車体重量は68kgと超軽量だ。
気になる市販予定だが、名古屋ショー時点では車名に「ST-19(仮名)」となっていたものの、近日中にデリバリーを開始予定。価格はなんと38万8000円で、個性的な見た目ながらもリーズナブルなプライスも魅力的といえる。実用的な原付二種クラスでありつつこのスタイルを実現している本機は、ファッショナブルなライダーにこそ選ばれるマシンとなるだろう! 取扱い店などの情報は、オフィシャルページをチェックだ。
スカイチームオフィシャル情報
SKYTEAM JAPAN:https://skyteam-motorcycles.jp/
MG商事株式会社:https://mg-shoji.com/
ST-19(2025)主要諸元
・全長×全幅×全高:1910×645×930mm
・ホイールベース:1295mm
・シート高:-
・車両重量:68kg(乾燥)
・エンジン:空冷4ストローク単気筒 122.9cc
・最高出力:6.1kW(8.2PS)/5500rpm
・最大トルク:9.0Nm/5500rpm
・変速機:4段ロータリー
・燃料タンク容量:4.0L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ドラム
・タイヤ:F=2.50-18、R=2.50-18
・価格:38万8000円
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10年以上前に所ジョージが世田谷ベースで作ってたバイクのパクリじゃないか
http://snakemotors.com/K-16/detail-spec.html
販売元の会社の素性を調べるとまあお察しですね
これ、知ってる人は知ってると思うけど
スネークモータースで販売していたバイクは、このSKYTEAMで生産してたんだよな