輸出は250cc主体から世界GP制覇で125cc以下でも浸透をはかる!

スズキは1965年、2ストローク2気筒のT20で世界進出を果たしていたホンダCB72やヤマハYDS2に続き、量産スポーツ初の6速ミッション搭載をアピール。
さらに世界GPでも50ccや125ccでは強みを発揮して世界制覇を果たし、そうした技術力を誇る戦略から得意な小排気量のスポーツバイクでも世界マーケットへの進出をはかった。

そして登場したのが国内向けでは初のWOLF(ウルフ)の車名を与えたT125と兄弟車のウルフ90。輸出名はStingerと毒針で突き刺す動植物を形容する攻撃的なネーミングだった。
エンジンはシリンダーを水平近くまで寝かした2ストロークツイン。
90ccは38mm×39.6mmの小さなピストンで、10.5ps/9,000rpmと0.89kgm/7,000rpmと高回転まで回し続ける攻めたライディングを楽しむ特性。
125ccも43mm×43mmのボア×ストロークで、15ps/8,500rpmと1.38kgm/7,000rpmとこちらはクラス最強値で肩を並べながら力強さをアピールしていた。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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