空冷2バルブ前傾35°のDiversionコンセプトで900ccを開発!

1991年、ヤマハはXJ400S Diversionを発表した。スーパースポーツではなくネイキッドスポーツでもない、カテゴリーに縛られないフツーの乗りやすい400の4気筒スポーツ……地味なコンセプトだが、ヤマハに脈々と流れるツーリングの実用性を大切にするフィロソフィが貫かれていた。
しかし言い換えれば特徴のないスポーツということになり、前傾35°で敢えて2バルブの空冷Newエンジにもかかわらず、とくに注目されることないまま短命で終わってしまった。

しかしヨーロッパではベースを共有化したXJ600が、カウル付きとネイキッドの2モデルがちょうど良いサイズとパワーで一躍人気モデルとなっていたのだ。
そしてこのコンセプトで900ccクラスが欲しいということになり、前傾35°の2バルブ空冷4気筒エンジンが新たに開発されることとなった。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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