2025年4月13日に名古屋で開催された「JOINTS 2025」。今回はこのカスタムバイクの祭典に出展されたカスタムショップ「RDD」が作ったホンダFTR250をご紹介します!

1986年式 HONDA FTR250(JOINTS 2025会場にて)

FTR250とは?

1986年に登場したFTR250。2000年代に流行したストリートバイクブームの火付け役的存在として有名なFTR223と混同されることもあるが、似て非なるバイク。
登場した時代の違いに加え、一番の違いは馬力!

 

FTR250はアメリカのダートトラックレース(未舗装オーバルコースでのレース)をイメージし誕生している背景も含めて、本格的なトラッカーレーサーとしての実力は十分。街中で250を見かけることは滅多にありませんが、ダートトラック/フラットトラックの現場に行くと躍動する多くのFTR250を目にする…そんな、街乗りだけでなく、本格的な遊び方も出来る名車である。

トリコロールカラーが映える名車!

デザイナーが魅せた!本格派トラッカー!

今回取材させて頂いたカスタムショップ「RDD」の代表 傳田さんは…3年前までアライヘルメットに勤務されていたデザイナー!アライ時代の代表作は…なんと、みんな大好きラパイドネオ!!!

傳田さんとは都内のカフェで開催されていたイベントでお会いして以来、このJOINTSが2度目。印象は…ファッションが普通のライダーと全然違う!笑
私なんかには到底着こなせないようなデザインの洋服をサラリと着こなしており、デザイナーとしてのオーラが半端ない!

そんな半端ないデザイナーが創った半端ないFTR250カスタムについてインタビュー形式で纏めましたので、最後まで是非ご覧下さい!

WEBサイト「RDD」

Instagram「RDD」
https://www.instagram.com/rdd119

都内のカフェ"UNITED CAFE"で開催されたアートイベント"HAVE A BIKE DAY. vol.7"に出展されていたRDDの傳田さん(写真中央)

カスタムに至った背景は?

『バイクが好きで、どうしてもバイクを作る仕事がしたくて…3年前にアライを辞めた後、車の整備学校に2年間通いました。そして整備学校を卒業した昨年、念願のカスタムショップを始めることが出来ました。』

なんと!脱サラだったのですね!
このFTR、UNITED CAFE(都内のライダースカフェ)で展示されている時から気になっていたんですが販売車両なのでしょうか?

『ありがとうございます!このバイクは当店のプロモーション用に製作したデモ車なんです。そして実は…私が15 年前に初めて購入したバイクでもあり、相当な思い入れがあるんですよね。。。私にとっては大事なバイクなのでフレームカットするようなこともせず、大切にカスタムしました。
とはいえ、欲しい方には販売いたしますよ!笑』

初めて買ったバイクがこのFTR250(写真に写っているのがJOINTS出展時の傳田さん)

カスタムに込めた想いは?

『このバイクは2000 年ごろに起こったストリートトラッカーブームにインスパイヤーされ、製作しました。加えて当時は無かった技術も駆使してアップデートしています。コンセプトは"ストリートを流すバイク。スニーカーのように気楽で、陽気な乗り物"です。
好きな服・好きなスニーカーを履いて、気軽に原宿まで走りたくなる…そんなことをイメージしながら作りました!』

いわゆる一般的なライダースファッションを身にまといたくない私にとっては、最高に共感できるコンセプトです!

2000年前後のストリートバイクブーム時、雑誌「ストリートバイカーズ」を愛読していた「ストバイ世代」の心を揺さぶる…このデザイン!

懐かしさの中に今っぽい要素をしっかり取り込んだ"ネオレトロトラッカー"(ワタシが勝手に名付けたコピーです笑)

カスタムのポイントは?

『POPで可愛い見た目のストリートバイクだからって舐められたら困る!っていうことで、本格的なダートトラックマシンと同じ前後19インチホイールにシンコーのダートラタイヤを装着。更にレース部品であるTMR キャブレターにスーパービルド製マフラーを装備してます。
カラーリングはレースイメージをアクセントとして加え、ダートトラックレーサーであるNS750 をオマージュしてます。』

こんなに可愛い見た目なのに…本格的な走りも出来る、そのGAPに萌えました笑

本格的なダートトラックマシンと同じ前後19インチホイールにシンコーのダートラタイヤを装着

二本だしマフラーとクリアのゼッケンがレーシーさを演出!

カスタムの詳細

・ライト類、メータ類は小型化
・ヘッドライトのベゼルは3Dプリンターでワンオフ製作
・ゼッケンプレートはワンオフでクリアに
・スーパービルドマキシマム製のアップエキゾースト
・TMR キャブレター
・トラッカーハンドル
・RDDワンオフカスタムシート
・ペイント/カスタムデカール
・前後19インチホイール
・シンコー製ダートトラックタイヤ

小型化しスッキリしたメーター周り

3Dプリンターでワンオフ製作されたヘッドライトのベゼル

レース部品であるTMR キャブレターを装着する本格派

RDDオリジナルのカスタムシート!シートカスタムのみの依頼も受付中!

有りそうで無いPOPなカスタム!

今回ご紹介したFTR250…ニックネームは「POP-2」。名前の由来は…POPなデモ車の2台目だからだそう笑
分かりやすくてよいですね!

世の中にカスタムバイクショップは数あれど、POPさを売りに出しているショップは見た事がない!
POP なストリートバイクが気になってきましたよね?笑
大好きなファッションで気軽に原宿まで走りたくなる「ハラジュクポップ」なバイクにご興味ある方、是非「RDD」の傳田さんまでお問い合わせください!

Instagram「みんなの単気筒」
https://www.instagram.com/minnano_tankito

「ハラジュクポップな」バイクが欲しい方はRDDまで!

画像ギャラリー (26枚)

この記事にいいねする


コメント一覧
  1. 匿名 より:

    スペック簡易比較表に間違いがあります。
    1986年のFTR250はDOHCではなく、XLR250R系のRFVC機構搭載のOHCです。
    この系統でDOHCを搭載しているのはCBX250RSとGB250クラブマンだけです。

  2. 猫又 より:

    スペック簡易比較表に間違いがあります。
    1986年のFTR250のエンジンはDOHCではなく、XLR250R系のRFVC機構搭載のOHCです。
    この系統でDOHCを搭載しているのは、CBX250RSとGB250クラブマンだけです。

  3. あま より:

    一瞬凄いなと思ったが、カスタムメニュー見てみると個人がDIYでも出来る内容だな。

    ライト、メーター類、マフラー、キャブ、ハンドルなどは市販パーツの取り付けで、シートの張替も手先が器用なら個人でも出来るしゼッケンプレートだって平たい板だから透明の塩ビ版とかアクリル板切ればできそうだし、ライトのベゼルもプリンター持ってたら出来る。
    ホイールも専門業者に任せりゃ組んでもらえるし。

    シートレールがそのままなのも「切りたくない」というのは建前で、切って溶接する技術が無いんじゃないだけかなと勘ぐってしまう。

コメントをもっと見る
コメントを残す

ホンダ FTR250の価格情報

ホンダ FTR250

ホンダ FTR250

新車 0

価格種別

中古車 1

本体

価格帯 ―万円

万円

諸費用

価格帯 ―万円

万円

本体価格

諸費用

本体

18.7万円

価格帯 18.7万円

諸費用

5.11万円

価格帯 5.11万円


乗り出し価格

価格帯 ―万円

万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

23.81万円

価格帯 23.81万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す