
先日開催されたMFJ全日本ロードレース選手権シリーズの初戦「もてぎ2&4レース」。レースでは国内ワークスチームが勢ぞろいするなど白熱の展開を見せてくれたが、その会場にて気になるマシンを発見! 今年リニューアルされたホンダ純正オイル「Pro Honda」グラフィックの特別仕様「CBR1000RR-R ファイヤーブレード」だ。
あくまで今回は展示品。しかしヤマハとのバトルのチャンスに期待!?
HRCブースには、ホンダのロードレース活動で展開されている各種のマシンが展示されていた。もちろん初戦で出走した「Honda HRC Test Team」でも活躍中のCBR1000RR-Rもその中に揃っていたのだが、なにやら見慣れぬグラフィックに身を包んでいる。このカラーは今年登場したばかりの、新しいホンダ純正オイルブランド「Pro Honda」仕様のもの。従来のトリコロールに似たレッド&ブルー&ホワイトをベースとしているが、カウルに大きくプリンロされたプロホンダのロゴマークが新鮮だ。ウィングレットやタンクカバーにも、それぞれロゴが描かれている特別仕様となる。
すわ、チームのグラフィック変更か!? と思いきや、「プロホンダ仕様CBR1000RR-R」は残念ながらプロモーション用のマシンで、出走予定や市販化の予定はないという。しかし、ここで気になるのは同じオイルブランドカラーを象徴としているヤマハ勢の存在だ。今年の鈴鹿8耐では、ファクトリー体制の「YAMAHA RACING TEAM」はYZF-R7仕様の特別カラー出走することを発表しているが、EWCの強豪「Yamalube YART Yamaha」はヤマハ純正オイル「ヤマルーブ」カラーのブルーをアイコンにしており、鈴鹿8耐にももちろんそのカラーで登場するだろう。すなわち今回のプロホンダ仕様が8耐参戦してくれれば、ホンダ対ヤマハのガチバトルも楽しみになる。続報に期待してきたい!
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