国内のカウル認可後に生まれた、1980年代半ばのネイキッドたち

オンロードモデルの中で、定着して久しいネイキッド(英語のNAKED=裸という意味)というカテゴリー名。今では「カウルの付かないスタンダードなバイク」の総称のようになっているが、ならばカウルが国内認可されていなかった1970年代以前の国産車はすべてネイキッドになる。でも、ちょっと違和感がある。“ネイキッドの言葉が生まれたのは1980年代半ばで、カテゴリーとして定着したのは概ね1990年以降だから”なのだ。

レーサーレプリカブームと逆の潮流として、真のネイキッドブームが生まれた起点は、1989年登場のカワサキ・ゼファー(400)からと、よく言われている。この大ヒット以降、国内4メーカーはこぞってネイキッドモデルを開発するのだが、1980年代半ばにネイキッドの言葉が初めて使われてから約5年ほど、スポットライトが当たらずに退場した「ネイキッド」があったことは、あまり知られていない。

今回は、そんなブーム前夜に生まれた「元祖ネイキッド」たちを紹介しよう。

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情報提供元 [ モーサイ powered by Motorcyclist ]

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