【新車】新世代V2エンジン搭載！2025年新型「ストリートファイターV2」シリーズ販売開始 日本での販売価格は194万円から
STREETFIGHTER V2
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新世代エンジン「V2」を搭載したモデルが次々と日本へと導入されている。ストリートファイターカテゴリーの「ストリートファイターV2」が194万円、その上級バージョンとなる「ストリートファイターV2 S」が222万9000円で日本での販売が開始された。
「V2」エンジンを最新のものコックシャーシに搭載
ドゥカティのアイデンティティであったデスモドロミックではなく、一般的なスプリングタイプのバルブシステムを採用した「V2」エンジンは、890ccの排気量から120pSの最高出力を発生する。このエンジンを近年のドゥカティが採用しているアルミモノコックシャーシに搭載した「ストリートファイターV2」は、燃料を除く車両重量は178kg（V2 Sは176.6kg）と非常に軽量に仕上げられている。
その名の通り、シャープなストリートファイタースタイルを採用。「V2」エンジンのおかけで、スリムで軽量に仕上げられる。
リア周りはスーパースポーツモデル「パニガレーV2」シリーズと共通のため、スポーティさをそのまま引き継ぐ。
「眉毛」のようなDRLが特徴的なフロントフェイス。サイド部はウイングレット風のエアロデザインを採用する。
レーシーなデザインのフューエルタンクは15Lの容量を確保。
スーパースポーツ譲りのシート周り。シングルシートが基本となる。
その走行性能はスーパースポーツモデルである「パニガーレV2」シリーズ譲りであり、ボッシュ製のコーナリングABSやドゥカティ・ウィリー・コントロール、ドゥカティ・トラクション・コントロール、エンジン・ブレーキ・コントロールなどの電子装備が搭載され、4種類のライディングモードによって各パラメーターが最適な状態にセットアップされる。
エンジン単体重量54kgと、ドゥカティ史上最軽量に仕上げられた「V2」エンジンは、88kW（120PS）/10750rpmの最高出力を発生する。
エンジンをシャーシの一部とするモノコック構造の車体。ストリップにすると、その構造がよくわかる。
フロントブレーキは4つの30mmピストンを備えたブレンボのM50モノブロックキャリパーを、320mm径のディスクローターと組み合わせる。
スイングアームはパニガーレV4から採用された両持ちタイプで、コーナー出口における安定性とサーキット走行時のフィーリングを向上させる。
メーターはフルカラーのTFT液晶タイプで、モード変更や各種パラメーターのセッティングなどを行なうことができる。
メーターの各種操作は、ハンドル左側に設けられた十字キーで行なうことができる。
このドゥカティの最新技術を詰め込んだ新しいストリートファイターV2シリーズは、スタンダードモデルとなる「ストリートファイターV2」が194万円、オーリンズ製の前後サスペンションなどを装備した上級バージョンの「ストリートファイターV2 S」が222万9000円で発売中だ。
ストリートファイターV/V2 S主要諸元（2025）
・ホイールベース：1493mm
・シート高：838mm
・車両重量：178kg/176.6kg
・エンジン：水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒890cc
・最高出力：88kW（120PS）/10750rpm
・最大トルク：93.3N・m（9.5kgm）/8２50rpm
・変速機：6段リターン
・燃料タンク容量：15L
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝120/70-17、R＝190/55-17
・価格：194万円/222万9000円（税込）
