
峠のコーナリング好きライダーをターゲットに、サスペンションが電子制御で調整されるベストハンドリングの追求!
英国トライアンフのスーパースポーツ、SPEED TRIPLE 1200 RRはバランスのとれたパフォーマンスで、腕に覚えのあるライダーから世界中で評価が高い存在。
そのRRからハーフカウルを取り去ったネイキッドのSPEED TRIPLE 1200 RSが、2025年モデルで最新電子制御をはじめとするパフォーマンスをライダーに寄り添うアップデートをうけ、日本でもデリバリーが開始されるのを機に、その注目される点をお伝えしよう。
SPEED TRIPLE 1200 RSの3気筒で1,160ccエンジンは、厳しい規制のEuro5+に準拠しながら3PSと3Nmと力強さを増し、発生回転域も低く設定されるというキャリアを積み上げた実績ならではの進化。
とはいえレッドゾーンは11,150rpm。クランクシャフトとバランサーシャフトのカウンターウエイトを若干加えるチューンで滑らかさも増え、エキサイティングな高回転域を味わいたいライダーを失望させない。
最新6軸IMUを駆使した電子制御も刷新、設定可能な5つのモード(レイン、ロード、スポーツ、トラック、ライダー)に、選択した調整可能なリーンセンシティブトラクションコントロール(4レベル)とコーナリングABS設定(ロード、トラック)が組み合わされる。
注目すべきはトライアンフでは初めての独立して調整可能な4レベルのウィリーコントロールシステムだろう。
これはウィリーを危険な状況に陥らないよう4段階にアシストするもので、調整可能なエンジンブレーキとスライドバイブレーキ機能など選択可能な範囲が増えている。また高速道路を使ったツーリングで便利なクルーズコントロールも標準装備だ。
情報提供元 [ RIDE HI ]
この記事にいいねする