400cc超クラスの新車販売台数で7年連続首位を独走している、近年のビッグバイクの代表的モデル「Z900RS」。先日発売されたばかりの新色がモーターサイクルショー会場に展示されていた!

レッド、イエロー、ブル―に続く”グリーンボール”はオリジナルなのにレトロ!?

2017年の登場時から大人気継続中のZ900RS。発売当時から圧倒的な人気を集める、近年のネオレトロモデルの絶対王者だ。2024年もその人気は衰えず、なんと昨年の新車売り上げ台数では7年連続の首位を獲得。さらにバイク王が発表する「リセールバリューランキング」でも、「Z900RS SE」が1位を記録するなど、その注目度は新車/中古を問わない。そんなZ900RSの2025年モデルに、昨年12月に追加されたのが今回紹介するブラック×グリーン。正確には「メタリックディアブロブラック×キャンディライムグリーン」だ。

いわゆる「火の玉」カラーをライムグリーンとした独特の「グリーンボール」とでも呼びたいこのカラーは、もう1色の現行カラー「キャンディトーンレッド」が往年のゼファー1100リメイクカラーといえるのに対し、過去にモデルのないオリジナルの配色を選択している。Zの火の玉カラーといえばレッド、イエローなどが有名どころで、カワサキのコーポレートカラーでもあるライムグリーンは最新のレーシーなモデルをイメージしてしまうが、実写を見ると意外なマッチングのよさに驚きだ。

装備や諸元は従来から販売されている仕様と同じ。948ccのDOHC水冷並列4気筒エンジンは最高出力は111PS/8500rpm、最大トルク10.0kg-m/6500rpmを発揮、ストリートファイター「Z900」をもとにしたハイパワー、最新水準のシャーシ設計と、メッキパーツを多用したロードスターらしいシルエットはそのままだ。また2024年モデルからはタンクエンブレムが大文字の「KAWASAKI」となっており、レトロさを加速させてくれる。価格は148万5000円だ。

Z900RSは2025年も人気に衰えが見えない! 最新カラーはブラック×グリーンだ。

このカラーは過去に採用例がない本機オリジナル。スポーティーなライムグリーンが恰好よし。

タンクエンブレムは24年モデルから大文字に。70年代に採用されていた仕様だ。

タックロール調のシートは従来通り。コンフォータブルで落ち着きのある乗り味も評価の一端だろう。

「火の玉」カラーはこれまで4色採用されてきた。次のパターンが楽しみでもある!

Z900RS[2025]主要諸元

・全長×全幅×全高:2100×865×1150mm
・ホイールベース:1470mm
・シート高:800mm
・車重:215Kg
・エンジン:4ストローク水冷並列4気筒 DOHC4バルブ948cc
・最高出力:111PS/8500rpm
・最大トルク:10.0kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:17L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17
・価格:148万5000円

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カワサキ Z900RSの価格情報

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