
BMWモトラッドは、3/28(金)より開催される東京モーターサイクルショーに日本初公開となる「R20 CONCEPT」「Concept F450GS」の展示と、ロードレース選手・青木宣篤氏やジャーナリスト・宮城光氏を迎えてのライダートークセッションスケジュールを発表した。
発売前夜のコンセプト!? 2000ccボクサーツインボバーとミドルアドベンチャーに注目必至
今回東京ショーへの展示が決まったモデルは、いずれも2024年に海外発表されているコンセプトモデルだが、どちらも従来のBMWラインナップを補強する新しいスタイル&性能が特徴だ。「R20 CONCEPT」は派手なピンクのアルミ製タンクが目を惹くクルーザースタイルのマシンで、シンプルなシングルシートと露出したドライブシャフトを持ち、リング状の丸型ヘッドライトと共に、レトロなボバーカスタムを思わせる。ところがパワーユニットには、現行クルーザー「R18」に採用されている空冷1801ccのビッグボクサーツインエンジンをさらに2000ccに拡大した、BMW史上最大排気量のエンジンを搭載。単なるクラシカルモデルで終わらない、新機軸のクルーザーだ。
そして昨年秋のミラノショーで発表されたばかりの「Concept F450GS」は、GSシリーズの中間ラインナップとなる新型アドベンチャーだ。新開発の並列2気筒450ccエンジンを搭載し、175kgというコンパクトで軽量なスタイルを持つ。しかし装備面では、最新の「GS1300GS」を踏襲する「X」型ヘッドライトやBMWコネクティビティ、6.5インチTFTディスプレイなど、シリーズ上位モデルの豪華装備を装着。取り回しやすいスケール感と、GSシリーズらしいツーリング性能&走破性を両立させた新たな存在となった。
どちらも"コンセプト"であり、具体的な日本発売のアナウンスはまだないが、まずR20については、そもそもベースとなっているR18自体がコンセプトモデルとして登場、市販化されたという経緯からも、量産される可能性は十分あるといえるだろう。さらにF450GSに至っては、既に欧州向けには2025年中の発売予定が発表されている。今回登場するのはかなり市販モデルに近い状態といえそうだ。
BMW Motorrad ブース・ステージコンテンツ情報
●ライダートークセッション(司会:青木宣篤氏)
日時:3月28日(金)13:30〜、3月30日(日)11:45〜登壇予定:星野知也選手、関口太郎選手、浦本修充選手
3月29日(土)12:45〜登壇予定:星野知也選手、吉田愛乃助選手、関口太郎選手
●ジャーナリストトークセッション
日時:3月28日(金)15:30~、29日(土)14:00〜、30日(日)14:30〜
登壇予定:宮城光氏
※各スケジュール、登壇者は予告なく変更となる場合がございますので予めご了承ください。
<開催概要>
第52回東京モーターサイクルショー
日時:3月28日(金)〜30日(日)
場所:東京ビッグサイト東1・2・3・8ホール+東屋外駐車場(江東区有明3-11-1)
公式ホームページ:https://www.motorcycleshow.org/
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