大阪モーターサイクルショーでは「CBR250RR」2025年モデルも初公開されていた。90年代風のスタイルが話題を呼んだ新型CBR250RRのディテールをチェックしてみよう。

モデルは1994年式CBR250RRか 現行機にも意外に似合うパターン

3月6日(木)に発売された2025年新型のCBR250RR。新型は新たに排ガス規制(EURO5+)に適合しつつ、装備はそのままカラーバリエーションを一新して登場した。2017年に250ccツインのスーパースポーツとして誕生したCBR250RRだが、そのネーミングは90年代に活躍した同名モデル(MC20/22)とまったく同じ。直列4気筒エンジンを搭載する丸目2灯のMC20/22に対し、並列2気筒エンジンを採用してスタイリッシュなエアロデザインを持つ現行のCBR250RR(MC51)は、名前のほかは別のキャラクターを持っている。

大阪ショーに登場した2025年新型CBR250RR。排ガス規制適合と共に、カラーバリエーションも一新した。

2017年の登場以来、ホンダ250ccスーパースポーツのフラッグシップとして君臨。23年にはクルコンも搭載し実用性を引き上げている。

今回登場した新型は、そんな「似ているが別のバイク」という雰囲気を裏切り、MC22で採用されていた90年代風のレッド×ホワイト×パープルのブラッシュパターン「マットビュレットシルバー」を新採用。そのカラーのモデルは1994年に登場したMC22の最終型で採用されていたトリコロールと考えられる。

令和最新のシルエットと平成初期のカラーリングの不思議なマッチングは、意外にも非常に似合っているから不思議だ。前回のモデルチェンジでトラコンを搭載し、戦闘力を引き上げた最新のCBR250RRにはこれからも目が離せない!

ブラッシュパターンを採用した「パールグレアホワイト」は、かつてのMC22の最終型に非常に似ているが、よく見ると「RR」の文字がデザインされている。

水冷並列2気筒エンジンは42PS/13500rpmを発揮。排ガス規制適合後も出力に変更はない。

コクピットも従来通り。電スロ、倒立フォークを当初から採用するCBR250RRは登場から5年以上が経過したが、いまだに戦闘力は最前線にある。

シートカウルにもグラフィックが施される。インテークを備えエアロダイナミクスを考慮したデザインは特徴的だ。

23年のマイナーチェンジでトラコンを装備しており、実用性も引き上げられた。続々登場するライバル機と張り合う進化を今後も期待したい。

CBR250RR(2025)主要諸元

・全長×全幅×全高:2065×725×1110mm
・ホイールベース:1390mm
・シート高:790mm
・車重:168kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 249cc
・最高出力:42PS/13500rpm
・最大トルク:2.5kg-m/10750rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70R17、R=140/70R17
・価格:90万2000円~94万500円

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