
本日3月21日から開催されている大阪モーターサイクルショー。カワサキモータースブースでは発売予定の新型車が多数、日本初公開となっている。今回は2025年新型「Ninja 1100SX(ニンジャ1100SX)」のディテールを最速チェックで紹介したい!
Ninja1000が排気量を引き上げてトルクアップ! パワフルさを増した新型Ninja
北米で先行発表されていたスポーツツアラー「Ninja 1100SX」。従来のNinja1000SXのデザイン、装備は引き継ぎつつ、排気量を1099ccに引き上げたアップグレードモデルだ。6軸IMUやトラクションコントロール、クルーズコントロールといった高度な電子制御、倒立フォーク、ラジアルマウントのブレーキキャリパー/マスターなどのスポーティーな装備はそのまま、最大トルクを11.5kg-m/7600rpmに引き上げたほか、ECUやギア比も見直し。エンジンの扱いやすさをブラッシュアップしている。また、上位装備を備える「Ninja 1100SX SE」には更にブレンボ製フロントブレーキコンポーネントとオーリンズ製リヤサスペンションを装備。高級感とスポーツ性能を増したラインナップとなった。
装備面では、KQS(カワサキクイックシフター)、USB Type-Cポート、 グリップヒーター、ETC2.0、ヘルメットホルダーなどを標準装備。ツアラーとしての高い快適性を発揮するほか、メーターは4.3インチフルデジタルTFTカラー液晶を採用、音声コマンドによる新たな連携機能を有したスマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」を介してスマートフォンとの接続が可能だ。新型では新たにナビゲート機能を新搭載、より使い勝手を高めている。
大阪ショーにはSEが登場! 上質な足回りとアクセサリーのパニアケースで迫力抜群
今回、大阪モーターサイクルショーで撮影できた新型Ninja 1100SXは、上位グレードとなる「SE」。ブレンボ製モノブロックキャリパーやリモート式のプリロード調整機構を備えたオーリンズS46リヤショックなどを備えるほか、アクセサリーとしてラインナップされているパニアケースキットを装備しているツーリング仕様。更に純正アクセサリーとしては未発表のドライブレコーダーも装着されており、今後の発売にも期待したいところ。いやがおうにも旅心をくすぐられる新型Ninja 1100SX SEは、大阪ショーに続いて東京、名古屋モーターサイクルショーでも登場予定だ。
Ninja 1100SX/SE主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:2100×805×1225(ハイ)/1190(ロー)mm
・ホイールベース:1440mm
・シート高:820mm
・車両重量:236/235kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒1099cc
・最高出力:100kW(136PS)/9000rpm
・最大トルク:113N・m(11.5kgm)/7600rpm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:19L
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-17、R=190/50-17
・価格:177万1000円/198万円(税込)
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