
ヤマハ発動機は大型ネイキッド「XSR900」の2025年モデルを4月14日(月)より発売する。新たに5インチTFT液晶メーターや新作スイッチ、パーツ類の搭載に加え、スマホ連携機能や電制の充実を果たした仕様だ。更に日本でのみラインナップする新色も登場、こちらは9月までの受注限定カラーとなる。
価格は従来からのホワイトに加え、ゴールドをアクセントとしたブラックが132万円。限定色アイボリーが135万3000円だ。
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スタンダードは装備をモダナイズ! 日本限定の「アイボリー」はヘリテイジ感をぐっと強める
ヤマハの「スポーツヘリテイジ」ラインナップのトップエンドモデル「XSR900」。今回登場した2025年モデルでは、主に装備面がモダナイズされるマイナーチェンジを受けた。
新装備となるのは、スマホ連携機能を備える5インチTFTディスプレイモニタの採用が最も目立つところ。これに合わせてハンドル形状の最適化や、新設計のハンドルスイッチ、アジャスター機構付クラッチレバーなどが装備され、コクピット周りの快適性・利便性が最新水準に見直されている。また車体ではシートのクッション硬度が変更、ウィンカーは二段階フラッシャーやエマージェンシーストップ、消し忘れ防止といった新機能を採用している。電制では出力特性・各種電子デバイスの介入度を選択できる「YRC(ヤマハライドコントロール)」など、走行支援テクノロジーの搭載、KYB製フルアジャスタブルリアサスペンションも採用され、ますます運動性能に磨きがかかった。
カラーバリエーションは3色。往年のヤマハレースマシン譲りの赤・白を基調とした"シルキーホワイト"は続投。シリアスなスポーツイメージを高める"ブラックメタリックX"は、ゴールドのエンブレムを備えて往年の「ミッドナイトスペシャル」を思わせる雰囲気となった。さらに新たにファッションやトレンドなどカジュアルなバイクライフをイメージさせる "セラミックアイボリー"が登場。"アイボリー"は、受注期間2025年9月30日(火)までの日本限定カラーとなる。ヘリテイジな雰囲気を引き上げたアイボリーは、日本の風景にもマッチするパステルトーンが特徴だ。
価格はカラーによって異なり、ホワイト、ブラックが132万円。限定色アイボリーが135万3000円だ。発売日は2025年4月14日(月)となり、年間生産計画は600台が予定されている。
マイナーチェンジを受けた新型XSR900は、メーターの大型化や各種エクステリアの改良により乗り心地をアップ。
大型の5インチとなったTFT液晶メーターにより、視認性と情報量が格段にアップ。
XSR900(2025)
発売日:2025年4月14日(月)
メーカー希望小売価格:132万円~135万3000円
セラミックアイボリー(アイボリー)【新色/日本のみ販売:受注期間限定】
シルキーホワイト(ホワイト)【新色】
ブラックメタリックX(ブラック)【新色】
XSR900(2025)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,155mm×790mm×1,160mm
・ホイールベース:1,495mm
・シート高:815mm
・車重:196kg
・エンジン:水冷・4 ストローク・DOHC・4 バルブ 888cc
・最高出力:88kW(120PS)/10,000r/min
・最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min
・燃料タンク容量:14.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17
・価格:アイボリー:135万3000円、ホワイト/ブラック:132万円
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