先日発表された「NMAX 155 ABS」に続き、125ccエンジンを搭載した「NMAX」の2025年モデルの国内導入が発表された。価格は税込で38万9000円で、4月14日に発売予定だ。

「NMAX」は「NMAX 155 ABS」と共通の車体に、パワフルで扱いやすいエンジン回転数に応じてローカム、ハイカムが切り替わるVVA(可変バルブ)を備えた “BLUE CORE” 124ccエンジンを搭載。このエンジンは静粛なエンジン始動/再始動を実現したSMG(スマートモータージェネレーター)とスタート&ストップシステム機構を搭載し、燃料の消費低減も実現している。

前後サスペンションは2021年モデル比でリアショックのストローク量を5mm延ばし、減衰力を調整することでのセッティングを最適化して乗り心地とギャップ吸収性を最適化している。また、トラクションコントロールシステムを備えることで、滑りやすい路面でも後輪のスリップを抑止し、スムースな発進と加速を実現している。前後ディスクタイプとなるブレーキは230mm径の大径ディスクを採用し、制動力とコントロール性を高い次元で両立。さらに、前後独立した制御を行う2chABSも装備し、急制動時の車両の挙動を穏やかにしている。

シート下のトランクは約23Lと大きな容量が確保され、ヘルメット+αの収納力を持つ。また、オープン状態をキープできるストッパーも装備することで収納物の出し入れを行ないやすくし、荷物の積載時や2名乗車時に便利なヘルメットハンガーも2箇所装備されている。

メーターは新デザインを採用したディスプレイで、イグニッションONで流れるアニメーションデザインやメーター表示を採用。望遠鏡で覗き込んだ時の集中するシーンをイメージした“テレスコープコクピット”デザインを採用することで、走行時にライダーが確認したい情報をテレスコープモチーフ内に集約することで、ライディングに集中できるような演出を施している。

前部インナーパネル左側には600mlのペットボトルが収納可能な小物入れや、スマートフォンなどの充電が可能なUSB TYPE-Cタイプ充電ソケットを装備。右側にはリッド付きの収納BOXを装備する。スマートキーを採用することで電源ONやハンドルロックの解除、エンジン始動、フューエルリッドのロック/解除が可能。また、フューエルリッドはシートを開けることなく、手元のボタン操作でオープン可能となっている。

専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect(Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとペアリングすることで、ディスプレイ表示機能の拡張の他、ペアリングしたスマートフォンにメンテナンスタイミングのリコメンド機能やライディングログなどを表示することが可能となる。

スタイリッシュなデザインと卓越した走行性能を持つ新型「NMAX」は、4月14日発売予定で、価格は税込38万9000円となる。また、ハイスクリーンやパフォーマンスダンパー、コンソールバッグといったアクセサリーパーツも用意されている。

NMAX主要諸元(2025)

・全長×全幅×全高:1935×740×1200mm

・ホイールベース:1340mm

・シート高:770mm

・車両重量:132kg

・エンジン:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒124cc

・最高出力:9.0kW(12PS)/8000rpm

・最大トルク:11N・m(1.1kgm)/6000rpm
・変速機:Vベルト式無段変速/オートマチック

・燃料タンク容量:7.1L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク

・タイヤ:F=110/70-13、R=130/70-13
・価格:38万9000円(税込)

※諸元に誤りがありましたので訂正しております 2025/03/10 ギャラリーへ (14枚)

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コメント一覧
  1. NMAX125買う予定の人 より:

    大型バイク並みの重量(220kg)で12馬力しかないんじゃあ、全く走りませんよ(笑

  2. 匿名 より:

    年々販売される各車両のレベルは上がってる様ですが、それを操るライダー、ドライバーのマナーレベルは下がる一方に感じてます 例として、とにかく我慢が出来ない方が多過ぎる、信号で停止時はとにかく先頭迄行かないと気が済まない方が多過ぎる、黄色車線を跨ぎ、違反してでも先頭に行く、何故そこまで急ぐ?と思うのですが・・・そんなに時間を大切にしてるのでしょうか?単なる我が儘では?そんな方々と同類に見て欲しくないのだが

  3. E論マスク より:

    私は車もバイクも乗ります。
    車から見るとバイクは邪魔と感じ、前に行って欲しいなとも思います。
    自車のそばで早く動いて動き方の想像できないものがいるのがストレスになるからです。
    また、知らないかもしれませんが、40年くらい前の東京あたりの停止線は一番前に「2輪」その後ろに「4輪」と2段階になっていました。
    つまり、信号停止中に前に出てよいってことだっと思っています。その時代を知っている人はまだその名残があるのかもしれません。
    ただし、その後その方法はなくなったのでうまくいかなかったのかとも思っています。

    バイク乗りの立場からいうと、
    スタートの遅い車の後ろにいるのはかなりのストレスになります。
    また、右左折の合図の遅い車や急ブレーキの車などがいますが、これらの車の後ろでは事故のもとになります。
    なので私はバイクに乗っているときはなるべく前にでます。

    警察に他人の運転を訴えても「事故になっていないんでしょ」ってセリフがよく返ってきます。そういうことだと思います。
    みんな多少のストレスを抱えながら運転していて事故にならないことが最善と考えていればいいのでは。。。と思います。
    自分のストレスが解消されることが最低限ではなく、「自分」が事故に遭わないことが最低限と考えるということです。

    そう考えると交通ルールは必ずしも適切に守られないことが前提で
    利用者はそれに対応しながら事故を未然に防ぐ手法をそれそれの考えのもと実行しているだけだと思います。
    運転者全員が少なからずストレスを抱えそして我慢しています。

  4. 匿名 より:

    そういうのを語る場ではない 乗らん奴の自分らの棚に上げっぷりもここまでくると感動すら覚えるわ

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