
スーパーバイク前提のTL1000とは一線を画し、扱いやすいスポーツツーリングでニーズを得る!
スズキは知る人ぞ知る、Vツインスポーツにチャレンジしてきたメーカー。いまもSV650系をはじめ優れたVツインをラインナップしている。
きっかけは市販車をベースとしたスーパーバイクレースの車輌レギュレーションの変更。
4気筒を前提としていた750ccの排気量制限を、3気筒なら900cc、2気筒であば1,000ccとなったことで、日本メーカーもホンダとスズキがこれに対応した。
ホンダはV型4気筒の経験から瞬く間にVTR1000Fを開発、しかし意外な伏兵としてスズキがVTRと同じ1997年に、TL1000Sをデビューさせ世界を驚かせた。
続く1998年にレースのホモロゲーションを主要な狙いとしたTL1000Rもリリース、難易度の高いV型エンジンを意欲的に開発を短期間で集約するのはスズキの得意とするところでもある。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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