
スズキ株式会社は北米向けWEBサイトにて、DR-Z4S/SMの紹介ページを更新。販売価格も明らかとなった。どちらも同じ8999ドルで、日本円では約136万円となる。
国内仕様は2025年後半発売!? サイクルショーでの続報に期待
昨年秋に海外で発表されて以来、オフロードファン、モタードファンからの熱い注目を集めているDR-Z4S、DR-Z4SM。キャブレター仕様の先代「DR-Z400」シリーズから大幅なモデルチェンジを受け、最新排ガス規制にも適合。グローバル展開も決定済だ。
そんな新型DR-Zについて、初めて情報が公開された北米にて公式WEBページが更新。北米での価格も明らかになった。その額はDR-Z4S、DR-Z4SMともに8999ドルで、日本円では約136万8000円だ(2025年2月現在)。価格差がないことは、どちらのカテゴリーのファンにとっても嬉しいポイント。発売時期は2025年5月とアナウンスされている。
DR-Z4S(2025:海外)5月発売とされていた北米仕様に、いよいよ価格も発表。約136万円での発売となる。
DR-Z4SM(2025:海外)装備は両車異なるが、SMも同価格で発売。日本仕様がどうなるかも期待だ。
気になる日本での導入時期、売価は未だ発表されていない。しかし他のスズキのモデルを参考に予想してみると、昨年発売された「GSX-8R」は9669ドルで、日本円で約147万円、日本での価格は114万4000円で概ね30万円程度の差だ。他モデルも概ね30~40万円程度、北米に比べて低めの価格設定となっている。このことからDR-Z4S/SMも、100万円台での登場を期待してみたいところ。
また編集部が掴んだ情報によれば、日本仕様の発売は2025年後半になるという。3月から開催される各地のモーターサイクルショーでも、DR-Z4S/SMが国内初披露されることはスズキからアナウンス済。この場で実車を目にできるほか、追加情報を知ることができるかも? 是非とも注目したい。
2025年後半に国内発売という情報もあるDR-Z。続報に期待だ。
新型DR-Zはエンジンをほぼ新設計し、電装も強化されている。
DR-Z4S(2025:海外)主要諸元
※【】内はSM
・全長×全幅×全高:2270×885×1235【2195×885×1190】mm
・ホイールベース:1495mm
・シート高:920【890】mm
・車両重量:151【154】kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 398cc
・最高出力:38PS
・最大トルク:37Nm
・燃料タンク容量:8.7L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=80/100-21M/C、R=120/80-18M/C【F=120/70R17 M/C、R=140/70R17 M/C】
・価格:8999ドル(約136万7000円)
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