
Z1の大ヒットから650cc4気筒に750cc2気筒と幅広いユーザーへカワサキDOHCの浸透をはかる!
1972年に世界で量産されていなかった900ccのDOHC4気筒で大成功を収めたカワサキ。
満を持して一気に4スト化とマーケットリーダーを狙っていたのは、1976年にDOHC4気筒のZ650、そして同年DOHC2気筒のZ750TWINとラインナップを揃えてきたことからも明確だった。
中間排気量でよりポピュラーなクラスを狙ったZ650(後にザッパー、カッ飛びバイクと呼ばれた)はともかく、もういっぽうのZ750TWINは多くが予想しなかったカテゴリー。
カワサキはZ1でフラッグシップ領域に鎮座することができた時点で、それまでのヨーロッパ製ビッグスポーツの定番人気モデルだった、英国のトライアンフやノートンにBSAなどビッグツインのカテゴリーに属してきたユーザー層を、同じ2気筒で奪い取ろうと画策していたのだ。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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