昨年秋に海外で発表された、レブル1100の新バリエーション「レブル1100 SE」が、2025年モデルとして国内発売されるという情報が入ってきた! もちろん、スタンダードのレブル1100、バガースタイルのレブル1100Tも同時更新の見込みだ。

ビキニカウルのスポーツタイプはカラバリ2色か ミッションはDCTのみ!?

シリーズの最大排気量モデル「レブル1100」は、2020年の初登場時以来、大きな仕様変更もなく人気を継続中。アフリカツイン譲りのパワフルな並列2気筒エンジンや、カウルレスのシンプルなボバースタイルで個性を発揮している。しかし2023年には初めてバリエーションモデルである、大型のバットフェアリングとパニアケースを備えた「レブル1100T」が登場。新たなキャラクターを獲得した。

そこに昨年秋、さらに新登場したバリエーションが「レブル1100 SE」だった。欧州向けに先行登場したその姿は、シリーズ末弟のレブル250でラインナップ中の「Sエディション」を踏襲し。ミニマムなビキニカウル、フォークブーツ、ショートフェンダーを備えたストリート仕様だ。

このレブル1100SEが日本にも正式に導入されるという。外観は海外モデルとほとんど同様で、アイコニックなファクトリーカスタムを国内でも楽しめるようだ。装備面でも、スポーティーなバーエンドミラーやステッチ加工済のシートなど、ディテールまで差別化された特別仕様となるだろう。またミッションは、これも海外同様DCTモデルのみとなる見込みだ。

車名は「レブル1100 Sエディション」となるようで、カラーは「フレアオレンジメタリック」「マットバリスティックブラックメタリック」の2色がラインナップするという。そして気になる価格は144万1000円となるだろう。

スタンダード/TもTFT液晶化してアップデート見込み 価格は6万6000円アップ!?

もちろん続投モデルも、海外仕様を踏襲してアップデートされるだろう。レブル1100とレブル1100Tはそれぞれスタンダード、DCTの2種類がラインナップ見込みで、スタイルは従来通りながら、ハンドルやシート、ステップ位置など快適性向上のための改良が施されるだろう。さらにDCTは制御系をアップデートし、低速域でのコントローラビリティをアップしているという。

大きく従来と変化するのはコクピットで、メーターが5インチフルカラーTFT液晶モニタとなり、スマホ連携機能「Honda RoadSync」を搭載、またTypeC USB電源を備えるなど、最新水準のユーティリティーを獲得することとなるようだ。これに伴い、ハンドルスイッチにも4Wayスイッチが追加されるだろう。

カラーバリエーションは一新され、STDが「マットバリスティックブラックメタリック」、1100Tが「イリジウムグレーメタリック」のそれぞれ1色となるようだ。また価格はSTDが120万4500円、1100Tが138万500円と、従来からは6万6000円のアップとなるだろう。

そんな2025年モデルの「レブル1100」ファミリーは、Sエディション、STD、1100Tともに発売時期は2025年3月20日(木)となるという。オーソドックスなSTDと、役割のハッキリした個性的なバリエーション2モデルで、レブル1100はますます人気が高まりそうだ。

予想:レブル1100/DCT(2025)主要諸元

・全長×全幅×全高:2240 × 850/835 × 1115mm
・ホイールベース:1520mm
・シート高:700mm
・車重:223/233kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 1082cc
・最高出力:87PS/7000rpm
・最大トルク:10.0kg-m/4750rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:6段リターン/電子式6段変速(DCT)
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=130/70B18、R=180/65B16
・価格:120万4500円~

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