スズキ株式会社は、大型アドベンチャーモデル「V-STROM(ブイストローム)1050」、「V-STROM(ブイストローム)1050DE」の2025年モデルを発売する。主な変更点はカラーチェンジで、ラインナップを一新した。

価格はVストローム1050が170万5000円、Vストローム1050DEが179万3000円で、いずれも2025年2月17日(月)発売だ。

「隼」や兄弟モデルに採用の新色を採用 価格は7万7000円アップに

Vストローム1050は2020年に国内販売が開始されたアドベンチャーモデル。Vストローム1000の後継モデルという位置づけだが、全体的なシルエットは直線的でスクエアタイプのヘッドライトを採用。往年のビッグオフ「DR」シリーズをモチーフとしたネオレトロなスタイリングも人気のモデルだ。

現行モデルでは、IMU(慣性計測ユニット)を用いた電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)の機能を充実。さらに5インチ大画面カラーTFT液晶メーターを採用している。搭載するのは1,036cc水冷4ストローク90度Vツインエンジンで、今回のアップデートでは新たにEURO5+に適合した。さらに21インチのスポークホイールを備える、オフロード性能に焦点をあてた「Vストローム1050DE」も2023年からラインナップ中だ。

今回発売される2025年モデルではカラーラインナップがSTD、DE共に一新。仕様の面では車載式故障診断装置(OBDII)を改良し、触媒劣化に対応しているほか、大きな変更はないが、スペックでは最高出力、最大トルクがやや従来から低下している。カラーはSTDに「オールトグレーメタリック」「マットスティールグリーンメタリック」「グラススパークルブラック」の3色がラインナップされた。いずれも隼やGSX-S1000GT、Vストローム800などで採用されている、スズキのスポーツラインナップでリレーションするカラーだ。

DEでは「チャンピオンイエローNo.2」「パールテックホワイト」がラインナップ。こちらはカラー名こそ従来と同じだが、グラフィックを刷新してイメージを大きく変更している。

発売は2025年2月17日(月)、価格はSTDが170万5000円、Vストローム1050DEが179万3000円で、従来から7万7000円アップとなる。

V-STROM 1050(2025)

発売日:2025年2月17日(月)
メーカー希望小売価格:170万5000円

オールトグレーメタリック No.3/マットブラックメタリック No.2【新色】

マットスティールグリーンメタリック/マットブラックメタリック No.2【新色】

グラススパークルブラック/マットブラックメタリック No.2【新色】

V-STROM 1050 DE(2025)

発売日:2025年2月17日(月)
メーカー希望小売価格:179万3000円

チャンピオンイエローNo.2/グラススパークルブラック【新色】

パールテックホワイト/グラススパークルブラック【新色】

V-STROM 1050(2025)主要諸元

※【】内はDE
・全長×全幅×全高:2,265mm×940mm×1,470mm
・軸間距離:1,555mm
・シート高:850mm
・装備重量:252kg
・エンジン:水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブ1036cc
・最高出力:78kW〈103PS〉/8,500rpm
・最大トルク:97Nm〈9.9kgf・m〉/6,000rpm
・燃料タンク容量:20.0L
・変速機形式:常時噛合式6段リターン
・ブレーキ形式(F/R):F=油圧式ダブルディスク(ABS)・/R=油圧式シングルディスク
・タイヤサイズ(F/R):F=110/80R19 M/C 59V / R=150/70R17 M/C 69V
・価格:170万5000円【79万3000円】

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