
BMW Motorradの新型ミドルサイズ・スクーター「C 400 GT」の注文受付が、BMW Motorrad正規ディーラーにおいて2月5日(水)より開始された。
完成度を高めたミドルサイズのGTスクーター
2012年に登場した「C 400 GT」は、ミドルサイズ・スクーターのグラン・ツーリスモ・バージョンだ。2025年モデルでは様々な個所がアップデートされ、よりコンフォートなモデルとして進化を遂げた。
最高出力25kW(34ps)/7500rpm、最大トルク35Nm/5750rpmを発揮する349cc単気筒エンジンを搭載。このエンジンはユーロ5+に対応し、電子制御式スロットルを採用してスロットルレスポンスを向上させている。
駆動力を効率よく伝達するCVT(無段変速機)と、振動を抑え快適性を高めるスイングアーム・ベアリングを備えたねじれ剛性の高いスイングアームなどを装備。コーナリング中のブレーキ時でもより安全性が向上するABS Proも標準装備する。
BMWが誇るコネクティビティプロが標準装備され、10.25インチのTFT液晶カラーディスプレイによってさらなる接続機能を最大限に活用できる。また、コックピットの収納スペースではスマートフォンの充電が可能だ。
シート下の収納スペースは従来型から容量を12Lへと拡大。さらに多くの荷物を積みたい場合は、標準装備のラゲッジラックにワンタッチで装着できる、容量43.5Lのトップケースがアクセサリーとして用意される。
2025年モデルカラーはゴールドのアクセントを各部にあしらった「ダイヤモンド・ホワイト・メタリック」と、クラシックで上品な「ブラック・ストーム・メタリック2」の2色となり、価格は117万1000円からだ。
2025年モデルに加わった「ダイヤモンド・ホワイト・メタリック」は、各部にゴールドのアクセントがあしらわれる。
ベーシックカラーの「ブラック・ストーム・メタリック2」は、クラシックでエレガントなモノトーンの美しさを感じさせる。
アクセサリーとして用意される容量43.5Lのトップケースは、標準装備のラゲッジラックにワンタッチで装着可能。
C 400 GT主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:2200×845×1500mm
・シート高:765mm
・車両重量:219kg
・エンジン:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒349cc
・最高出力:25kW(34PS)/7500rpm
・最大トルク:35N・m(3.56kgm)/5750rpm
・変速機:CVT
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-15、R=150/70-14
・価格:117万1000円〜120万2000円(税込価格)
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