
ファミリー層にアピールする、個性的かつ乗りやすそうなレジャーバイク
ホンダ・シャリイに端を発するのが、アンダーボーンフレームを採用したレジャーバイク。足を大きく上げなくて済むまたがり性、オートマチックや自動遠心クラッチ採用で、性別年齢に関係なく簡易に乗れる操縦性などで、スクーターと異なる個性をアピールした。バイク界で主流になることはなかったものの、意外にも長寿といったモデルたち。スクーターのように画一的なデザインとはちょっと違っているけど、乗りやすそうで個性的。こんなモデル、今あったらイイかも。
シャリイホンダCF50/CF70(1972~)
スーパーカブ系OHC横型単気筒搭載のファミリーレジャーモデル。老若男女問わず、家族全員が楽しめるとアピールし、50は自動遠心クラッチのリターン3速と2速ロータリー変速を用意(70は3速)。1970年代後半のソフトバイク人気を経て、第二次スクーターブームの1980年以降も生き残った意外な長寿モデル(70は1988年モデルから廃止)で、50は1999年まで存続。多機種に採用されたエンジン系統のため、チューンアップパーツも豊富で、一部マニア間では同車のカスタム・チューンも流行。
情報提供元 [ モーサイ powered by Motorcyclist ]
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