
ヤマハインドネシアはXSR155に続き、兄弟モデルのYZF-R15、MT-15に新色を追加して発売した。国内仕様の125ccスポーツ「YZF-R125/15」「MT-125」にも導入を期待したいカラーバリエーションだ。
YZF-R3を踏襲するカラーが追加、MTにも新スタイルのライトグレーが登場
2023年から国内導入されているヤマハ125ccスポーツ、YZF-R125、MT-125は以前より海外で装備の多くを共有する155ccモデルがYZF-R15、MT-15として販売されている。うちR15は国内にも正規導入されているが、MT-15は残念ながら未導入だ。
このYZF-R15、MT-15について、ヤマハインドネシアでは2025年モデルが発表された。まずYZF-R15については、従来から「YZF-R1M」イメージの特別カラー「YZF-R15M」がラインナップされている。シルバーのタンクやアンダーカウル、マフラーガードを備えた仕様だ。こちらはほとんどカラーの変更はない。価格は4570万ルピア(約43万8000円)だ。
YZF-R15M(2025:海外)R1イメージの特別仕様。装備はスタンダードと変わらない。
日本にも導入されているスタンダードのYZF-R15は、ブルー、ブラックは続投するもグラフィックが変更。既に発表されているYZF-R25、R3同様にホワイトがアクセントとして追加され、シリーズのイメージを統一している。また、ダークグレーはラインナップを終了した。
こちらは4095万ルピア(約39万2500円)となっている。なお、どちらもカラー意外の仕様は従来モデルを踏襲し、諸元や装備はそのままだ。
YZF-R15(2025:海外)ブルーはロゴ周りに新グラフィックを採用。
YZF-R15(2025:海外)ブラックも同様、R25/3と似たホワイトのアクセントが入った。
日本未導入のMT-15については、こちらもYZF-R15同様に装備、諸元は従来のまま、カラーラインナップが大きく変更された。新たに追加されたライトグレーは、MT-25/3に採用されているカラーとリレーションするホワイト×ライトブルーのアクティブなグラフィック。もう1色はマットブラックで、こちらはほとんどのパーツをブラックアウトした硬派なカラーだ。こちらは3966万5000ルピア(約38万円)に設定されている。
MT-15(2025:海外)R15同様、兄弟機とリレーションする新色が登場した。
MT-15(2025:海外)マットブラックは全体をブラックアウトした渋いスタイルに更新。
YZF-R15(2025:海外)主要諸元
・全長×全幅×全高:1990×725×1135mm
・ホイールベース:1325mm
・車重:137kg
・エンジン:水冷4ストロークOHC単気筒 155.09cc
・最高出力:14.2 kW / 10000 rpm
・最大トルク:14.7 Nm / 8500 rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6速リターン
・ブレーキ:F=シングルディスク、R=シングルディスク
・タイヤ:F=100/80-17M/C 52P、R=140/70-17M/C 66S
・価格:4570万ルピア(約43万8000円)
MT-15(2025:海外)主要諸元
・全長×全幅×全高:1965×800×1065mm
・ホイールベース:1335mm
・車重:133kg
・エンジン:水冷4ストロークOHC単気筒 155.09cc
・最高出力:14.2 kW / 10000 rpm
・最大トルク:14.7 Nm / 8500 rpm
・燃料タンク容量:10.4L
・変速機:6速リターン
・ブレーキ:F=シングルディスク、R=シングルディスク
・タイヤ:F=110/70-17M/C、R=140/70-17M/C
・価格:3966万5000ルピア(約38万円)
この記事にいいねする