新設計のリッターSSの発表などで話題を呼んでいる中国・QJモーターが、正式に日本への導入が開始された。125~250ccクラスの7モデルがラインナップされており、中でも本格クルーザースタイル「SRV250」「SRV125」はレブルのライバルにもなり得る? 注目モデルだ!

Vツインの250cc「SRV250」とシングルの「SRV125」が登場!

QJ MOTORは中国の銭江モーターが擁するブランドのひとつで、現在は100車種以上のラインナップで世界展開するメーカーだ。ベネリやハーレーダビットソンといったバイクブランドと提携し、既に日本へ導入されているモデルも多い。

さらに2024年からはスーパースポーツ世界選手権(WSSP)にも参戦中。2026年の優勝を目標に掲げて技術開発を進めつつ、スーパースポーツにはレースシーンからフィードバックされた技術が積極的に投入されており、今後の発展に注目が集まっている。

これまで日本には正規導入されていなかったものの、QJモータージャパンが2025年1月から輸入を開始。はじめに導入がアナウンスされているのは125~250ccクラスの7モデルで、スクーターからスーパースポーツ、クルーザーまで幅広いジャンルをカバーする。

中でも注目はクルーザー。水冷Vツインエンジンを搭載する250cc「SRV250」、水冷シングルの「SRV125」の2モデルが投入されたが、ボバースタイルの本格的クルーザーは、国内最大の人気を誇る「レブル250」とも真っ向からぶつかるカテゴリーだ。スペックを見れば最高出力は27.8PS/9000rpm、最大トルクは23Nm/8000rpmと、パワーはレブルをやや上回る。さらにクルーザーおなじみのVツインエンジン、スポーティーな倒立フォークなども見逃せないところ。

また125ccクラスを見れば、現行の国産ラインナップには125クルーザーは見当たらず、こちらは過去に人気モデルもいたカテゴリーだけに、需要を持ったライダーも多いことだろう。こちらは水冷シングル、最高出力は14PSを発揮。装備はほとんど250と同様のハイグレードな仕様だ。

気になる価格はSRV250が64万8,000円。SRV125が50万8000円となっている。

※各ディテール、スペックは海外サイトの発表によるもので、国内仕様では異なる場合があります。

エッジの効いたスクーターやフルカウルスポーツも!注目ラインナップ

SRV250/125の他にも個性的なモデルは数多い。ネイキッドはフルサイズネイキッドスタイルの「SRK125S」、4ミニ的ファンバイク「SRF125」の2モデルが導入。スポーツモデルは250ccフルカウルの「SRK25R」、125ccの「SRK125R」とこちらも2モデル。さらに125ccスクーターにも「RKO125P」がラインナップし、小~中型排気量帯のニーズをほとんどカバーする充実さだ。

QJモータージャパンは、これらの導入モデルを3月開催予定の東京モーターサイクルショーに初出展することも決定している。個性あふれるスタイルが気になったライダーは、ぜひ一度足を運んで実車を見てみたい!

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    あれだけあからさまに反日姿勢を打ち出しておいて、この期に及んで日本市場に色気を見せるとはいかにも中華メーカーらしい厚かましさ(嘲笑)。

    ま、絶対売れんけどな。

    ハーレーのバッジ付けても日本のライダーからそっぽ向かれてるのに、自社ブランドで乗り込んできて信用なんてされるはずない。

  2. 匿名 より:

    嫌中拗らせおじさん乙

  3. 匿名 より:

    インバウンドの無礼な観光客どもが日本で傍若無人な振る舞いをしている場面に遭遇しても、注意をするわけでも警察に通報するわけでもなく、うすら笑いを浮かべながら遠巻きに眺めてるタイプね(笑)。

  4. あま より:

    他の外国車のように日本車にはない別の魅力があればともかく、日本車や他の外国車と変わらないバイクをわざわざ買うだろうか?
    「それなら日本車でいい」とか「どうせ外国車買うならEUの(もしくはUSの)」となるだろう。

    だからといって「じゃあ他メーカーよりも安くします」となっても、安い中国車となればますます敬遠されると思う。

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