
世界を震撼させたCB750フォアから新規エンジン開発をストップ、ライバルのDOHC化との溝を埋めるだけでは済まされない新しさへの要求!
1978年、アメリカでCB750Kが発表になった。 それは1969年にリリースされた、量産車では世界初の4気筒、CB750FOURから10年が経とうとしていたタイミング。
ホンダはアメリカの排気ガス規制、マスキー法に全メーカーがNGだったのに対し、世界でクルマ・メーカーとして認められるまたとない好機とみてひとり可能だと息巻き、その複合燃焼室を備えたCVCCエンジン開発に二輪を含めた全エンジニアの総力を結集した。
この号砲寸前に、二輪エンジニアは750をはじめ500や350の4気筒開発の道筋をつけ、まったくの新規開発を凍結する態勢としたのだ。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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