ハーレーダビッドソンジャパンは1月3日、トライクモデルのトライグライドウルトラ及びロードグライド3の2025年モデルを発表した。クロームとブラックのトリミングやそれぞれ新色やファクトリーカスタムペイントを含めた豊富なカラーが用意され、トライグライドウルトラが10のバリエーションから、ロードグライド3が9つのバリエーションから選択が可能だ。価格は未発表。価格も含めた日本仕様の詳細は2025年3月以降、改めて発表される。
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ハーレーダビッドソンが製造する純正のトライクモデル
ハーレーダビッドソンが製造する純正の3輪バイクであるトライクモデル。2輪のグランドアメリカンツーリングモデルを3輪にすることで、もともと持っているツーリングでの快適性や安全性を向上させているモデルだ。2輪モデルだと左右のパニアケースがつくところが、トライクモデルはトランクが装備されている。
トライクモデルにはトライグライドウルトラとロードグライド3がラインナップする。トライグライドウルトラはウルトラリミテッドをベースにしたもの。ロードグライド3はロードグライドをベースにしたものだ。両車とも独自なデザインのフェアリングカウルが象徴的なモデルだ。グランドアメリカツーリングモデルのロードグライドとストリートグライドはすでに新しいルックスを得ているのに対し、トライクモデルは2025年モデルでも変更はない。
エンジンについてもロードグライドとストリートグライドがMilwaukee-Eight 117になっているのに対して、トライクモデルではMilwaukee-Eight 114になっている。それでも排気量は1868ccもあり、159Nmのトルクがあるので500kgを超える重量の車体を駆動するには十分だ。
なお、ハーレーダビッドソンのトライクモデルを運転するには普通自動車MT免許が必要となる。道路交通法上は普通自動車の扱いとなるためだ。
TRI GLIDE ULTRA(トライグライドウルトラ)[2025]
ブラックアウトまたはポリッシュ仕上げのエンジンやパーツ、そしてユニークなファクトリーカスタムペイントを含めた豊富なカラーなど、魅力的な計10のバリエーションから選択が可能。
TRI GLIDE ULTRA[2025] 主要諸元
・全長:2,670mm
・ホイールベース:1,670mm
・シート高:735mm
・車重:561kg
・エンジン:空冷45度 Milwaukee-Eight 114 1,868cc
・最高出力:87HP(64kW)/5,020rpm
・最大トルク:159Nm/3,000rpm
・燃料タンク容量:22.71L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=MT90B16 72H / R=P205/65R15 92T
・価格:未発表
ROAD GLIDE 3(ロードグライド3)[2025]
ブラックアウトまたはポリッシュ仕上げのエンジンやパーツ、そしてユニークなファクトリーカスタムペイントを含めた豊富なカラーなど、魅力的な計9つのバリエーションから選択が可能。
ROAD GLIDE 3[2025] 主要諸元
・全長:2,615mm
・ホイールベース:1,670mm
・シート高:700mm
・車重:528kg
・エンジン:空冷45度 Milwaukee-Eight 114 1,868cc
・最高出力:87HP(64kW)/5,020rpm
・最大トルク:159Nm/3,000rpm
・燃料タンク容量:22.71L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=MT 130/60B19 M/C 61H / R=P215/45R18
・価格:未発表
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