スクーター文化で歴史のあるイギリスが発祥の、鉄ボディにこだわった車両を製造するロイヤルアロイから、GP/TG125シリーズに排気量を上げて高速クルージングも可能にしたエンジンを積んだGP250S、TG250S/300S、さらにサイドカーが販売されている。伝統のスタイリングと現代的な装備が融合されたスペシャルなレトロスクーター。人気のあるモデルは品薄になる可能性もあるので、そのこだわりに共感された方はぜひお問い合わせ頂きたい。
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イングランドで誕生したスクーターブランド「ロイヤルアロイ」:伝統とモダンの融合
モッズとともに、スクーター文化を育ててきたイギリス。ザ・ビートルズの出身地として知られる音楽の故郷、リバプールにほど近いイングランド北部の街で誕生したロイヤルアロイは、スクーター文化をリードする存在として、本物のクラシックスタイルを引っ提げて登場した。60年代にピークを迎えた、当時のファッション文化の中心にあった鉄スクーター全盛期のアイコンを完璧に再現しつつ、現代のクオリティーとテクノロジーで磨き上げたスクーターブランドとなっている。
ロイヤルアロイは大量生産の樹脂パーツで組み上げられたスクーターとは一線を画すスタイル、品質感が人気となっている。さらに細部のディティールにもとてもこだわっており、鉄製のボディはもちろんのことだが、美しいサイドカバーやフロントフェンダー、オールドファッションなヘッドライトカバーなどを装備しているが、全灯LED、ウェーブタイプのABS付きディスクブレーキ、独特なフロントサスペンション、TFTディスプレイなど最新装備も満載だ。まさに、古き良き時代のスクーターと現代の装備がちょうど良い具合に融合された作りになっている。
そして、発表以来、じわじわとファンを増やしているロイヤル・アロイが既存のGP&TGシリーズをアップデートしていた。排気量にバリエーションを加え、これまですでに販売好調で在庫切れも起こす状態だったTG125/GP125シリーズに244㏄や278㏄のバージョンを追加し、大型なボディながらハイスピードクルージングも得意になった。さらに、新しいカラーを加えてリフレッシュさせつつ、サイドカーのニューモデルを加えた。カスタマイズも盛んな鉄スクーターの魅力をさらに引き出すロイヤルアロイに注目したい。
GPシリーズ 244ccモデルを追加し独自のカスタムモデルMTも
GPシリーズは1960年代後半からのランブレッタシリーズ3をオマージュしたリアル・クラシックスクーターモデルで、最もスポーティなランブレッタと言われたDL/GPシリーズのプレスラインをはじめ、細部まで忠実に再現したフルメタル・ボディを身に纏っている。特にサイドカバーの矢羽根風プレスの再現度の高さや、アルミニウムを使用し当時のままのデザインを実現したヘッドライトセットなどが特徴だ。
GP250S
既存のGP125のボディに、新開発の水冷4バルブ244ccエンジンを搭載し、EFIにはマニエッティ・マレリ製を採用して高速クルージングに磨きをかけた待望の250ccモデル。

足回りは豪華で、快適な乗り心地の12インチホイール、ウェーブタイプのディスクブレーキ、プリロード調整可能はフロントサスペンションを奢る:バネがフォーク内ではなく外に出ているサスペンションタイプが印象的
GP250S MT トランスペアレント
GP250Sをベースに、さらに個性を加えたカスタムもモデルがMTとなっており、ロイヤルアロイの新しい可能性を示すような独創的なモデルだ。鋼管製スペースフレームにも専用色で塗装を施し、その造形の美しさを引き立たせるように、トランスペアレント(透過)のサイドカバーを装備。4cmのローダウンや燃料タンクの意匠も変更したスペシャルモデルとなっている。
GP250S MT チャイニーズ・ポーセリン
こちらは、中国の陶磁器を思わせるチャイニーズ・ポーセリン風のポリカボネート製サイドパネルを装着。トランスペアレントと同様に4cmのローダウンや燃料タンクの意匠が変更されている。
主要諸元
・全長×全幅×全高:1845×670×1115mm
・シート高:770mm(MT トランスペアレント&チャイニーズ・ポーセリン750mm)
・車重:152kg
・エンジン:水冷 SOHC4バルブ 単気筒 224cc
・最高出力:15.9kW(21.6PS)/7250rpm
・最大トルク:19Nm/5000rpm
・燃料タンク容量:10.5L
・変速機:CVT
・ブレーキ:F=シングル220mmディスク、R=シングル220mmディスク ABS付き
・タイヤ:F=110/70-12、R=120/70-12
・価格:
GP 250S 単色カラー79万2000円 2トーンカラー82万5000円
GP 250S MT トランスペアレント&チャイニーズ・ポーセリン84万7000円
TGシリーズ 244cc&278ccモデルを追加 さらにはサイドカーモデルも
TGシリーズは1960年代のランブレッタシリーズ2をリバイバルしたモデル。鉄ボディならではの重厚感はもちろんのこと、優雅な曲面でプレス加工された特有の可愛らしいサイドカバーなどを再現しつつ、ひさしのような長いヘッドライトベゼル、美しいフレアラインを描いたフロントフェンダーといった特徴的なスタイルを再現。コストをかけたこだわりのスタイルとなっている。
TG250S/TG300S
TG250SにはGP250Sと同様、新開発の水冷4バルブ244ccエンジンを搭載し、EFIにはマニエッティ・マレリ製を採用している。
一方、TG300Sには北米ではスタンダードな排気量の278ccエンジンが新たに搭載されており、僅かな排気量アップだが、高速クルージングにも耐えるさらなる快適性を身につけた。
TGサイドカー
TG300Sに専用設計のフレームとボディで構成された全くのニューモデルとなる、ロイヤルアロイ・サイドカー。TG300Sに搭載されるエンジンを搭載し、重量増にも対応した設計は、純正ならではのフィット感や、バランスの取れた美しいデザインと高い走行性能を実現している。
主要諸元
・全長×全幅×全高:1845×670×1115mm
・シート高:770mm
・車重:152kg
・エンジン:水冷 SOHC4バルブ 単気筒 244cc(TG 300S 278cc)
・最高出力:15.9kW(21.6PS)/7250rpm(TG 300S 18.5kW(25.2PS)/7250rpm)
・最大トルク:19Nm/5000rpm(TG 300S 23Nm/5000rpm)
・燃料タンク容量:10.5L
・変速機:CVT
・ブレーキ:F=シングル220mmディスク、R=シングル220mmディスク ABS付き(サイドカー サード=ディスク)
・タイヤ:F=110/70-12、R=120/70-12
・価格:
TG 250S 単色カラー85万8000円 2トーンカラー89万1000円
TG 300S 単色カラー89万6500円 2トーンカラー92万9500円
TG サイドカー 単色カラー(レモンイエローのみ)139万円 2トーンカラー143万円
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