250ccのパワフルな走行性能と豪華な装備で人気のホンダ「FORZA(フォルツァ)」。海外では先行して新型が発表されていたが、国内モデルも1月16日にモデルチェンジして発売するようだ。
海外新型「フォルツァ350」の仕様を踏襲して登場か
2000年から販売されているホンダ・フォルツァ。250ccの余裕ある排気量と、ラグジュアリーな装備で人気なモデルだ。日本では250の1クラスのみだが、海外では125ccや350ccもラインナップされており、コミューターとして活躍している。このフォルツァについて、海外の125、350は先行して2025年モデルの仕様変更が発表された。そして気になる国内向けのフォルツァも、新型は海外仕様に準じたモデルチェンジを受けるようだ。
既に過去のアップデートで、フルLED灯火やスマートキー、電動スクリーンといった最新&快適装備を手に入れているフォルツァだが、新型はメーターが5インチのフルカラーTFT液晶モニタに変更され、HSTC(セレクタブルトルクコントロール)のインフォメーション表示などの機能が追加。扱いやすく進化するようだ。さらに「Honda Road Sync」も搭載される可能性もあり、実現すれば国内向けホンダ製スクーター初めてのスマホ連携機能となる。音楽や電話の着信をモニタで確認でき、ますます利便性が高まるだろう。基本的な外見やスペックは変化がないが、シート下収納スペースには照明が追加され、広い収納をさらに使いやすく活用できるみこみだ。
カラーバリエーションはグロスホワイトの「パールジュビリーホワイト」、グロスブラックの「パールシャイニングブラック」の2色が登場みこみ。発売は2025年1月16日(木)に78万1000円で登場との情報がある。従来が69万1900円であるため、約8万9000円の値上がりとなるだろう。
使い勝手の良さから20年以上愛される万能ビッグスクーター
そんなフォルツァは、先述の通り2000年からラインナップを続ける大御所モデルで、登場時は「ビッグスクーターブーム」渦中だったこともあり、各社から250ccのスクーターはラインナップされていた。しかしブームが落ち着くと次々に姿を消し、フォルツァも一旦は2003年を最後に販売を終了。しかし、2018年に海外のフォルツァ300をベースとした形で復活し、2024年の今、同クラスのライバルはほとんどいない状況となっている。
各種装備は2018年の登場時点から最新水準。エンジンは最高出力23PS/7750rpm、最大トルク2.4kgf-m/6250rpmを発揮する水冷単気筒「esp」エンジンを搭載。フルLED灯火、スマートキー、電動スクリーンも採用されている。さらに2022年のモデルチェンジでは、デイタイムライトを備えたヘッドライトや直線基調のニュースタイルを手に入れ、パフォーマンスに優れたモダンなビッグスクーターとして人気は高い。
予想:FORZA(2025)主要諸元
・全長×全幅×全高:2145×750×1360mm
・ホイールベース:1510mm
・シート高:780mm
・車両重量:186kg
・エンジン:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 249cc
・最高出力:17.0kW(23PS)/7750rpm
・最大トルク:24.0N・m(2.4kgm)/6250rpm
・燃料タンク容量:11.0L
・変速機:CVT無段変速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-15M/C、R=140/70-14M/C
・予想価格:78万1000円
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ブルーコアって、ヤマハの環境技術のことでは?
ホンダのESP=ブルーコアと読めますが、そこまでエンジン技術も協力していたとは...
僕はCB400には乗ってません!
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