MVアグスタはミラノショー2024にて、興味深いコンセプトモデルを展示した。「emmevi(エメヴィ)」という名のネオレトロスポーツだが、その姿は2022年に登場した「921S」と同じ。市販化の音沙汰はなかったが、水面下では開発が進んでいるのだろうか!?
emmevi=MV? ブランドのシンボルモデルとなるか
MVアグスタが2022年に発表した「921S」コンセプトモデルは、1973年式「750S」をモデルとしつつ、最新水準のネオレトロスポーツのコンセプトだった。デザイン、カラーリングはモデルである「750S」と同じスタイルに仕上げられており、「ディスコ・ボランテ(空飛ぶ円盤)」と呼ばれた特徴的に張り出したタンクのシルエットも再現。フロントブレーキディスクにさえ、アルミ製ドラムブレーキ風のカバーを備えるなど、そのこだわりは徹底的だ。
スタイルをレトロ風にデザインしただけではない。なんとエンジンは専用設計された水冷DOHC直列4気筒、出力115.5HP/10000rpmを発揮するもので、タッチ式のTFT液晶メーターや4本出しのショートサイレンサーなど、メカニズムも洗練。921Sの詳細なスペックは不明だったが、発表時は「近年のうちに発売されるモデルの"前触れ"」とされていた。
今回ミラノショー2024に登場した「エメヴィ」は名前こそ違うが、明らかに921Sと同様のモデルだ。ではなぜネーミングが変更されているのか? というと真実は不明ながら、それはエメヴィの意味が「MV」の発音に従った綴りを表す。という点にヒントがあるようだ。エメヴィというネーミングは、2025年モデルとして発売済の80周年記念「オッタンテージモ」モデルにもエンブレムとして刻まれた文字で、「MVアグスタ」ブランドそのものを表すフレーズ。MVアグスタの原点を意味しているといってよいだろう。すなわち、921Sをベースとして、新たなMVアグスタのフラッグシップを目指す……という意味合いを持つ可能性もある。
未だ詳細は不明なエメヴィだが、遠からず我々の前に市販モデルとして登場するのかもしれない。続報に期待だ。
エメヴィ コンセプト。ミラノショー2024に登場したが、外見は2022年の「921S」と同じだ。
モデルは70年代の「750S」であり、MVアグスタの黄金期に活躍したモデルのイメージを踏襲する。
レトロに見えるルックスだが、ディテールは最新機に準拠。ウィンカーなどの保安部品は見当たらない。
2022年発表の「921S」。新設計エンジンを搭載した、「市販化モデルの前触れ」とされていた。
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もう笑かしにきてるレベルの完成度だよね。
タンブリーニとクラウディオ・カスティリオーニも泣いてるでしょ。
確かに