イタリアのイタルジェットはミラノショー2024(EICMA)にて、新型スポーツスクーター「DRAGSTAR 700 TWIN(ドラッグスター700ツイン)」を発表した。昨年登場した599ccの市販予定モデルがより大型化して実現した形で、スクーターの領域を超越した装備と性能を備えたスーパースポーツスクーターだ。

発売は既に決定しており、「ドラッグスター700ツイン リミテッドエディション」として世界限定700台の受付予定。価格は1万4900ユーロ(約245万円)となる。

独創的なイタルジェットシリーズの最新・最大排気量モデルが登場

イタルジェットは1959年創立のイタリア・ボローニャのメーカーで、他社に例を見ない独特のスタイリングを見せるスクーター「ドラッグスター」シリーズで知られる。特に「ドラッグスター125/200/300」はカバーレスのトレリスフレームを採用、フロントフォークをハブステア片持ちサスペンションISS(インディペンデントステアリングシステム)として、登場時には大きな話題を呼んだ。さらに2023年のミラノショーでは、大排気量の「ドラッグスター599ツイン」が登場。スポーツマシンそのものの2気筒エンジン、6速マニュアルミッションを備えた、スーパースポーツスクーターとでもいうべきマシンを投入している。

このドラッグスター599ツイン、2024年にむけた発売がアナウンスされていたのだが、続報はなかった。ところが今回、その排気量がさらに拡大された「ドラッグスター700ツイン」としてついに発売時期が決定。充実した装備とともに、そのスペックの全容が公開されたのだ。ヨーロッパでの発売は2025年夏で、価格は1万4900ユーロ(約245万円)。現在はシリアルナンバー付き・700台限定のリミテッドエディションのみ受付予定となる。

ドラッグスター125/200/300は日本にも輸入されており、その戦闘的なスタイリングと性能に注目が集まっているが、700ccツインのマニュアルモデルとなれば、スクーターファン以外にも気になる存在となる。こちらも輸入を受付しているショップがあるため、国内で目にする機会もあるだろう。

68.9PSを発揮する水冷DOHCパラツインと異形スタイリングに注目

そんなドラッグスター700ツインだが、先述の通り装備・性能は完全にスポーツバイクのそれ。エンジンはQJMotor製698cc水冷並列2気筒、最高出力68.9PS、最大トルク70Nmを発揮し、ミッションは6速。クラッチカバーはドゥカバイク製透明ウィンドウを備えている。シート直下にシリンダーヘッドを備える独特のスタイルで、通常フットボードがある位置はフルカバーされ、エアクリーナとラジエーターをレイアウトしている。さらにエキゾーストシステムは2本出しのアクラポビッチ製を採用、スクーターらしからぬリアビューを作り出した。

ホイールは前後15インチ。フロントショックは兄弟機に特徴的だったハブステアではなく、マルゾッキ製倒立フォーク。リアサスペンションはオーリンズ製のモノショックを備えている。ブレーキシステムはラジアルマウントのブレンボ製ダブルディスクとなり、高い運動性能を予期させる。またドライブはチェーン、メーターはTFT液晶を採用。最新鋭の装備で身を固めたスペシャルな仕様に仕上げられた。

DRAGSTAR 700 TWIN(2025)主要諸元

・全長×全幅×全高:2120× - ×1230m 
・ホイールベース:- mm
・シート高:- mm
・車重:190kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 698cc
・最高出力:51kW(68.7PS)/8500rpm
・最大トルク:70Nm
・燃料タンク容量:16L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70R15、R=160/60R15

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    …もはや かっこいいのか、悪いのか不思議すぎる形です。意味がわからない。

  2. 匿名 より:

    ただのスクーターの形した単車ですね。
    オートマだったらいいなーと思うけど、ポジション的にマニュアルだと厳しいだろうな。
    X-ADVかT-MAX買うわ

  3. あま より:

    カスタム屋が改造したバイクみたい。

    でもスクーターなのにMTってのがいい…だがドラッグスターなのにハブステアじゃないのが残念だな。

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