ホンダが2023年から欧州で販売しているネイキッド「CB750 HORNET(ホーネット)」だが、先日ミラノショー2024にて大きく姿が変貌した2025年モデルが発表された。この新型CB750ホーネット、日本導入は2025年2月ごろになるという情報が入ってきた。
日本導入は決定済! 来年初頭に投入が実現!?
排気量755ccのOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載するストリートファイター・CB750ホーネット。往年の名機の名を冠して2022年に発表され、翌年には海外向けに販売を開始した。ところが、兄弟機であるXL750トランザルプが日本でも導入されたのに対し、ホーネットは日本への導入がなかった。ストリートファイター人気の高い欧州で先行するのは、自然な流れとはいえ国内ファンにとってはじれったいところだった。
そんなホーネットは、ミラノショー2024でトランザルプと共にスタイルをリニューアル。ヘッドライトの変更やTFTメーター採用などで印象を大きく変えた。これと同時に、ホンダは正式に国内導入決定も発表した。ついに日本にも上陸が決まったのだ。
そこで気になる新型ホーネットの日本登場時期だが、なんと発売は2025年2月半ばとの情報が飛び込んできた! 価格は不明だが、カラーラインナップは欧州発表の4色のうち、「デジタルシルバーメタリック」と「マットバリスティックブラックメタリック」の2色になるようだ。もちろん仕様は今回発表された、スタイリッシュなフロントマスクとTFTフルカラー液晶メーターを装備するだろう。詳細な情報発表も遠くはないハズ。ストリートファイターファンは続報に期待だ!
ホーネットの名を受け継ぐストリートファイターはデュアルLEDヘッドライトで印象一新
新型CB750ホーネットは、エンジンや車体は大きな変更はないが、スタイルと装備を大きく刷新している。最も印象を変えたのはフロントマスクで、デュアルLEDプロジェクターヘッドライトユニットとシンプルなカウルにより、シャープなスタイリングを獲得した。さらにメーターは5インチフルカラーTFTス液晶メーターを採用、カバーガラスとスクリーンの隙間を樹脂で密閉した反射軽減技術により、ひときわ視認性の高い構造も実現している。
さらにHonda RoadSyncアプリによるスマートフォン接続機能も装備。近年の同機能モデル採用機にならい、左スイッチボックスにバックライト付き4方向トグルスイッチを装備。画面上のターンバイターンナビゲーションなどを、ハンドルから手を放さずに操作が可能になった。
755ccのOHC水冷並列2気筒エンジンは、出力67.5kW(91.7PS)/9500rpmを発揮。トルクは最大75Nm/7250rpmとなる。足回りには、前後17インチのホイールに、ショーワ製41mm SFF-BP USDフォークをフロントサスペンションに採用。リアが7段階調整式リアショックを持つプロリンクだ。電子制御には、ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール(HSTC)を採用し、レイン、スタンダード、スポーツの3段階のモード設定を選択できる。
各社からライバルが揃うミドルクラスのストリートファイターだが、ホーネットは既に個性的なルックスと装備を獲得済。その戦闘力の確認が楽しみと言える!
参考:CB750ホーネット[2025:海外]主要諸元
・全長×全幅×全高:2090×780×1085mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:795mm
・車両重量:192kg
・エジンン:水冷4ストロークSOHC4バルブ2気筒755cc
・最高出力:67.5kW/9500rpm
・最大トルク:75N・m/7250rpm
・燃料タンク容量:15.2L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-17、R=160/60-17
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そもそも日本では750OVERのバイクが解禁になってから750ccのバイクが売れたためしが無い。
ゼファー750が唯一の例外だが。