
イタリアで開催中のミラノショーにて、カワサキブースにテスト車両が展示されていた。木箱に包まれていたため詳細な情報は不明だが、フロントまわりと箱の横に「KLE」の文字が浮かんでいる。
並列2気筒エンジンを搭載、排気量は650か500か
よく見えたのはフロントまわりのみ。スポークに大径21インチのブロックタイヤ、シングルディスクに2ポッドキャリパーが確認できる。奥に見えるカウリングからアドベンチャーモデルと見て間違いなさそうだ
写真で確認できるところとしては、フロントフェンダーやカウルなどの縞模様がテスト車両ということを示す。スポークホイールやブロックタイヤ、車両に跨るマネキンがオフロードヘルメットを装着している点を鑑みて、まず間違いなくオフロードアドベンチャーモデルとなるだろう。
こちらの角度から少しだけ覗いているが、パイプは2本。並列2気筒エンジン搭載しているのが確認できる
そこで気になるのが排気量だが、この写真からでは何とも言えないのが正直なところ。しかし、ヤマハから新型テネレ700、ホンダから新型XL750トランザルプが発表されていることを考えると、Z650系のエンジンを積んだビッグオフとなる可能性がある。
一方、木箱には「EST1991」とあり、KLE500が発売された1991年を示しているので日本ではKLE250アネーロとして親しまれたアドベンチャーモデルの系統とも考えられる。となると、もしや「KLE」の名を受け継いだミドルオフとなるのか!? 今後の発表に期待がかかる。
新型KLEのエンジン部分を拡大。クランク前方にバランサースペースと思われる張り出し部分が見える
コチラは軽二輪カテゴリでアドベンチャーのパイオニア的存在の「KLE250アネーロ」。同じKLEのヴェルシスと異なりフロント21インチホイールを履く。兄貴分にKLE500と共通のKLE400もあった
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まあ日本では不人気だったが、欧州ではKLE500とかKLR650は大人気だったからね。このカテゴリーをカワサキがほっておくわけがない。
でも俺は、北米で売ってるKLR650が欲しい。