
ホンダはSUVスタイルスクーター「ADV160」の2025年モデルを、2024年12月19日(木)より発売する。今回はカラーラインナップが見直され、新色にレッドとブラックが登場した。価格は49万5000円で、従来からは2万2000円のアップとなる。
目次
2025年はミレニアムレッド&アステロイドブラック新登場!
「ADV150」の後継モデルで、2020年から販売されているADV160。2025年モデルでは諸元、装備は従来から引き継ぎ、カラーチェンジのみの仕様変更となる。従来の4色のうち、パールボスポラスブルー、マットダリアレッドメタリック、マットガンパウダーブラックメタリックの3色がラインナップを終了。唯一続投するパールスモーキーグレーを残し、新たに鮮やかな艶アリのミレニアムレッド、アステロイドブラックメタリックが登場。全3色展開となった。
発売は2024年12月19日(木)より、全国のホンダ二輪車正規取扱店で受付。価格は49万5000円で、従来の47万3000円からは2万2000円の値上げだ。年間販売台数は4000台が予定されている。
ADV160[2025]新色ミレニアムレッドが登場。従来の3色は廃止となった。
ADV160[2025]こちらはアステロイドブラックメタリック。新色はどちらもグロス仕上げだ。
アドベンチャースクーターというジャンルを確立したミドルADV
ADV160は、2019年までラインナップされていたADV150の排気量を拡大し、各種装備をグレードアップさせたSUVスタイルのスクーターだ。ADVシリーズにはこのほか、国内では750ccの「X-ADV」が販売されており、160はミドルクラスの末弟となる。タフな外見は150から引き継いでいるが、156ccの水冷単気筒「eSP+(イーエスピープラス)」エンジンを搭載、最高出力16PS/8500rpm、最大トルク15Nm/6500rpmを発揮し、先代からパワーアップした。
さらに装備面では、シート高の引き下げ、スクリーンの大型化といった改良によって走破性と高い巡航性能を実現。またHSTC(セレクタブルトルクコントロール)の採用によって安全性を高め大型液晶メーター、USBポートといったユーティリティも充実。また、アドベンチャーらしいバーハンドルの採用、ロングストロークでリザーバータンク付属のリアショック、フロント14インチ、リア13インチのファットな専用設計ブロックタイヤの装備といった、冒険心をかきたてる装備を備え、ツーリング向きのミドルスクーターとしても高評価だ。
ホンダが「シティアドベンチャー」と位置付けるADV160。コンパクトで高い走破性、巡航性能が人気のSUVライクなスクーターだ。
メーターは大型液晶、ハンドルはバータイプを備える。オフロードバイクのようなコクピットだ。
ADV160[2025]
発売日:2024年12月19日(木)
メーカー希望小売価格:¥495000
ミレニアムレッド(新色)
アステロイドブラックメタリック(新色)
パールスモーキーグレー(継続)
ADV160[2025]主要諸元
・全長×全幅×全高:1950×760×1195mm
・ホイールベース:1325mm
・シート高:780mm
・車重:136kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 156cc
・最高出力:16PS/8500rpm
・最大トルク:1.5kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:8.1L
・変速機:無段変速式(Vマチック)
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/80-14M/C 53P、R=130/70-13M/C 57P
・価格:49万5000円
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