KTMはミラノショー(EICMA)2024の会場で新モデルを多数発表。従来モデルも大きくスタイルを変えて、2025年に向けたラインナップを揃えている。その中には390ccアドベンチャーの新仕様「390 ADVENTURE R」が展示されていた!
DUKEの異形フェイス&大型プロジェクターで印象一新!390アドベンチャーR
現在国内では「390アドベンチャーSW」1種のKTM製390ccアドベンチャーだが、新たに追加されるクラストップモデルが「390アドベンチャーR」だ。詳細なスペックは未発表だが、エンジンは従来の390アドベンチャー同様、390DUKE採用の水冷単気筒373ccをベースとしている。シャーシ、ホイールサイズといった諸元も不明ながら、明らかに変化したのはそのルックスだ。
ラリータワーめいた大型スクリーンが新採用され、コクピット周りの印象は一新。フロントマスクは最新のDUKEシリーズにならった、U字型の異形タイプヘッドライトを備えている。しかし、DUKEシリーズ以上に大きなプロジェクターレンズも採用されており、照射性の向上が図られている。燃料タンク、サイドカバーの形状も一体型に変更され、空力性能の変化も間違いない。また、ナックルガードやエンジンガードも標準装備するようだ。また、ホイールサイズも変更されており、従来フロント19インチだったものが、新たに21インチを採用している。
さらに機能的な面では、新たにBluetooth接続とナビゲーション機能内蔵のフルカラーTFTモニタを搭載。クルーズコントロールも備えることで、ツーリング性能もアップした。従来の390アドベンチャーのキャラクターはそのまま、性能水準が高まっていることに期待したい。
※2024/11/07 記事中に誤りがあったため修正しています。【参考】390 ADVENTURE SW[2024]主要諸元
・全長×全幅×全高:-
・ホイールベース:1430mm
・シート高:855mm
・車両重量:161kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 398cc
・最高出力:32kW(43.5PS)
・最大トルク:37Nm
・燃料タンク容量:14.5L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/90-19、R=130/80-17
・価格:未発表
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KTM 390SWの記事に誤りが有ります。
紹介記事でエンジンが並列2気筒と有りますが
390DUKEも単気筒ですよ。
なぜサイレンサーがそこに有る…