【速報】2025年新型「NMAX 125」と「NMAX 125 TECH MAX」が欧州に登場！ 日本への導入は来春か
NMAX 125
7,100
0
2
共有
リンクをコピー
X
Facebook
保存
欧州向けに125ccエンジンを搭載した、「NMAX 125」と「NMAX 125 TECH MAX」が発表された。 先日この欧州版125に「TURBO」グレードの追加の可能性があるとお伝えしたが、残念ながら装備を充実した「TECH MAX」グレードのみの追加となった。
シャープなデザインと、高い実用性
さて、気を取り直して「NMAX 125」と「NMAX 125 TECH MAX」の細部を見ていくことにしよう。
スタイルは現在インドネシアで発売されている最新型にフルチェンジしている。一番のポイントとなるのはデュアル アイ プロジェクター ヘッドライトとLEDウインカー、そして洗練されたデザインの LED テールライトだろう。この新しい灯火類のデザインによってNMAX 125シリーズはは、ヤマハのスポーツスクーター「MAX」シリーズらしい力強くダイナミックなスタイルを得ている。
新しくなったNMAXのデザインは、スポーティさがより強調された。豪華装備のTECH MAXが追加され、選択肢が広がったのも嬉しい。
スタンダードモデルとなるNMAX 125でも装備は十分で、シティコミューター+αの快速車だ
デュアル アイ プロジェクター ヘッドライトが生む精悍なフロントフェイス。LEDのDRLも装備されている。
引き締まったテールデザインの主役となる、シャープなデザインのテールライトとウインカーもLED仕様。
ボディパネルも全て新しくデザインされており、よりシャープで引き締まったスポーティなデザインへと生まれ変わっている。新しいスタイルのフロントフェアリングとスポーツスクリーンは、高いウインドプロテクション効果を発揮して快適な乗り心地を実現。街中からちょっとしたツーリングまで、この新しいスポーツスクーターは最高の乗り心地を保証してくれる。
TECH MAXには専用カラーや専用シートなどが採用され、ルックス的にも違いがある。
NMAX 125はシンプルなカラーと、ベーシックな装備で価格が抑えられたモデルとなる。
レッグスペースは広く確保されており、ライディングポジションの自由度も高くデザインされている。シート下の収納スペースにはヘルメットを収納できる25Lのラゲッジスペースを備え、左右に設けられたフロントポケットも非常に便利だ。
スマートフォンや小物などを入れるのに便利なフロントポケットが左右に設けられ、右側は防水の蓋が取り付けられる。
TECH MAXはより高級感のあるスポーツスクーターに仕立てられており、ゴールドのステッチとスエード調の素材を使用した特別なシートと、セラミックグレーとダークマグマという専用カラーも用意されている。ちなみにNMAX 125に用意されるカラーは、アイコンブラックとミルキーホワイトの2色になる。
TECH MAXのシートにはゴールドのステッチが入り、スゥエード調の素材を使用した豪華版となっている。
シート下には25Lのユーティリティスペースが設けられ、ヘルメットやジャケットなどを収納することができる。
NMAX 125のシートはスムースなブラック一色仕上げ。座り心地が良く、タンデムもしやすいデザインだ。
走行性能、燃費性能共に優れたパワーユニット
NMAX 125/TECH MAXに搭載されるエンジンは、ヤマハが誇るブルーコア技術をを投入して開発された経済的な125ccで、EURO5+排出ガス規制に対応している。また、燃料消費を最小限に抑えつつ排出ガスを軽減し、ランニングコストを抑えるスタート&ストップシステムも搭載されている。燃料タンクは7.1Lの容量が確保されており、1回の給油で約300kmの走行距離を実現しいる。
トラクションの低い路面でも安心して走行できるトラクションコントロールシステムが標準装備され、後輪への出力レベルを自動調整してホイールのスリップを防止。また、軽量なアルミ合金製の13インチホイールには、フロント110/70、リア130/70-13というワイドなタイヤが装着されている。
エンジンはEURO5+排出ガス規制に対応したブルーコア125cc。トラクションコントロールも標準装備している。
サスペンションはフロントに正立タイプのフロントフォークを採用し、リアはコンベンショナルなツインショックタイプが与えられている。ブレーキは前後230mm径のディスクローターを採用したディスクタイプで、前後ともABSを備えている。
ブレーキは前後ABS付きのディスクブレーキを装備し、必要にして十分なストッピングパワーを備える。
ホイールは前後13インチで、フロント110/70、リア130/70-13サイズのタイヤを履く。
リアサスペンションはツインショックタイプで、快適な乗り心地を生み出している。
最新のコネクテッドシステムも装備
NMAX 125のコクピットには標準で4.2インチのLCDダッシュボードが装備され、TECH MAXには3.7インチのLCDダッシュボードとGarminナビゲーション3を備えた4.2インチのフルカラーコネクテッドTFTマルチテーマダッシュボードが搭載される。いずれもMyRideアプリをスマートフォンを介してスマートフォンと接続でき、着信やメール、SMSメッセージの通知を確認することができる。また、両グレード共にキーシステムはスマートキーが採用され、左フロントポケットにはUSB-Cタイプのソケットが装備されてスマートフォンなどのデバイスを充電することが可能だ。
NMAX 125に装備される4.2インチのLCDダッシュボード。真ん中に大きくスピードをデジタル表示し、アプリとの連携情報も表示される。
TEC MAXに装備される3.7インチLCDダッシュボード+4.2インチのフルカラーコネクテッドTFTマルチテーマダッシュボード。ヨーロッパではGarminナビゲーション3が無料で使用できる。
どちらのタイプのメーターでも、ヤマハが提供するMyRideアプリを介してスマートフォンと連携することができる。
キーを持っているたけで操作が可能になるスマートキーシステムは、どちらのグレードにも標準装備される。
左のフロントポケットには、防水カバー付きのUSB-Cタイプのソケットが標準で装備されている。
NMAX 125/TECH MAXは日本市場にも当然この新型NMAXは導入されることになると思うが、現行モデルと同様に125と155の二本立てで、125は「TECH MAX」グレードが、155には「TURBO」と「TURBO TECH MAX」グレードが追加されることになるのではないだろうか。時期的には年明けのモーターサイクルショーで、ファッショナブルスクーターの「FAZZIO」と一緒に国内導入の発表となるだろう。
スタイリッシュなデザイン、スポーティな走行性能、そして充実の各種装備を備えた新型NMAXは、日本でもヒットモデルとなること間違いなしだ。
日本への導入グレードは未定だが、「NMAX 125」と「NMAX 125 TECH MAX」の2グレード展開となるだろう。
こちらも導入に期待がかかる「FAZZIO」。125ccなので、エンジンのベースはおそらく同じだ。
NMAX 125/TECH MAX主要諸元（2025・欧州仕様）
・全長×全幅×全高：1935×740×1200mm
・ホイールベース：1340mm
・シート高：770mm
・車両重量：132kg
・エジンン：水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒125cc
・最高出力：9kW（12.2PS）/8000rpm
・最大トルク：11.2N・m（1.1kgm）/6000rpm
・燃料タンク容量：7.1L
・変速機：Vベルト式オートマチック
・ブレーキ：F＝ディスク、R＝ディスク
・タイヤ：F＝110/70-13、R＝130/70-13
