7年連続で大型バイクの販売台数トップをキープするカワサキ「Z900RS」。そのスタンダードカラーに新色追加の情報が入った。欧州では発売されている「グリーンボール」スタイルが国内でも手に入る!?

登場は2024年内!? STDにカラーの選択肢登場か

「Z1」。そのスタイルを現代に落とし込み、2017年に登場したZ900RS。エンジンや車体はストリートファイター「Z900」をベースとしているため、最新機らしい運動性能を持ちつつ、アイコニックなラウンドヘッドライトやティアドロップタンクで、「ネイキッドバイクらしい」スタイリングもキープ。そんな魅力から発売以降大きな注目を集め、登場以来2024年まで、7年間ものあいだ「400cc超の全国新車販売台数1位」をキープしている。近年の大型バイクで最も人気のあるモデルなのだ。

そんなZ900RS、7年の間スタイリングはほぼ変わっていないものの、カラーバリエーションは往年の「Z」や「ゼファー」をセルフオマージュしたカラーを多数ラインナップ。往時を知るファンにとってはこれも嬉しいポイントだろう。ただしすべてのカラーが懐かしいものではなく、時には定番パターンを新色で再解釈した新色も登場している。2025年型として現在販売されているカラーは、スタンダード仕様にブラウンベースにゴールドのラインをあしらう「キャンディトーンレッド」、ビキニカウルを装着した「CAFE」に「エボニー×キャンディライムグリーン」、オーリンズ製サスペンションを備える「SE」に「メタリックフラットスパークブラック」という、3色のラインナップだ。

ところが今回、この2025年モデルのスタンダードに“グリーンボール”カラーが追加される可能性が出てきた。欧州ではキャンディトーンレッドと共に、「メタリックディアブロブラック」として販売されているカラーで、おなじみの「火の玉」パターンにライムグリーンを配色。いわば「緑火の玉」とでもいうべき色だ。従来にはない色使いだが、レトロカラーと新鮮さが両立するスタイルは斬新。そしてこのカラー、早ければ年内にも国内登場という情報も届いている。カワサキからの続報を待ちたい。

Z900RS[2025]主要諸元

・全長×全幅×全高:2100×865×1150mm
・ホイールベース:1470mm
・シート高:800mm
・車重:215Kg
・エンジン:4ストローク水冷並列4気筒 DOHC4バルブ948cc
・最高出力:111PS/8500rpm
・最大トルク:10.0kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:17L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17
・価格:148万5000円

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