
昨日、ヤマハ発動機は海外に向けてショートムービーを発表、その内容はハッキリと「新型MT」の登場を示唆するものだった! その内容を確認したい。
MTロゴが輝く謎のキツネフェイス
Yamaha Motor UKが10月23日に「X」上に投稿したショートムービーは、富士山に沈む日没を見守るライダーの姿から始まる。やがて日が暮れると、怪しげなキツネ面の姿が登場!……シアンのマーブルパターンや真っ青な満月が映し出され、最後には「COMING SOON OCTOBER 24th」の文字が浮かぶ。
わずか13秒の短いムービーで、バイクはまったく登場しない。しかしこの動画が何を示唆しているのかは、ヤマハファンならハッキリとわかるだろう。「ダークサイドオブジャパン」「特徴的なロゴマーク」「シアンカラー」といった要素は、いずれもヤマハが誇るストリートファイター「MT」シリーズを表すものばかりだ。そして最後に示される「OCTOBER 24th」つまり10月24日(日本時間24日23時)に、新たなMTシリーズが登場されるとみて間違いないだろう!
The Dawn of a New Darkness arrives 24th of October 😈#Yamaha #Motorcycles #UKBikers pic.twitter.com/O7pqA980R5
— Yamaha Motor UK (@YMUKofficial) October 23, 2024
キツネの目は新型「MT-07」を示唆する!?
ここで未だに明示されていないのが、はたしてどのMTが登場するのか、ということ。MTシリーズは各排気量帯に6モデルを擁するが、今回最も濃厚なのは、噂されている「MT-07」のモデルチェンジだろう。本WEB上でも報じた通り、MT-07はフロントマスクを「MT-09」スタイルに変更し(3灯式のヘッドライトは今回のキツネ面にそっくりだ!)、さらに新機構Y-AMTを搭載して発売される可能性があるのだ。その名は「MT-07 Y-AMT」。ミドルストリートファイターの筆頭であるMT-07が、運動性能を更に高めてリボーンするか!? その情報の解禁は近い。
編集部が予想する「MT-07 Y-AMT」フロントマスクをMT-09スタイルに一新、クラッチレバー、シフトペダルを廃してスポーツ性能に磨きをかけるか。
今回の発表はMTだが、同系エンジンの「トレーサー9GT」へのY-AMT搭載も濃厚だ。こちらも続報に期待していきたい。
この記事にいいねする