ホンダは欧州にて、2025年モデル「レブル500/S(CMX500/S)」を発表した。新色のオレンジが追加されたほか、メーターの日中の視認性アップや、シート素材変更、ハンドルレイアウトの修正など、各所装備にアップデートが加えられている。
LCDメーターは日中も見やすく改良 ハンドルは低く、リアショックも変更に
国内で大人気を誇る「レブル250」と各種設計を共有したミドルクルーザー「レブル500」だが、欧州では「CMX500」の名前で販売されている。普通二輪免許に相当するA2ライセンスでの乗車が可能なエントリーモデルとして、国内同様大きな人気を集めている。今回発表された2025年モデルは、最新排ガス規制に適合するため排気センサーが追加されているほか、各所の装備をアップデートして登場した。
ぱっと見は従来とほとんど変わりがないものの、まずLCD反転液晶メーターは日中の視認性を高めるべく改良。さらにシートは新ウレタンフォームシート素材に変更、リアショックもバンパーを改良して座り心地をよりよく高めている。またハンドル位置も引き下げられ、よりイージーなポジションを獲得した。
国内でも販売されているレブル500。現在未発表の2025年モデルが、欧州仕様の装備を踏襲するかに注目したいところだ。また欧州では兄弟機でるレブル250が販売されていないが、同様の改良を受ける可能性は大といっていいだろう。こちらも国内仕様の詳報に期待したい。
参考:レブル500[CMX500](2025/海外)主要諸元
・全長×全幅×全高:2205×820×1090mm
・ホイールベース:1490mm
・シート高:690mm
・車重:191kg
・エンジン:DOHC 水冷4ストローク4バルブ直列2気筒 471cc
・最高出力:34kW(46PS)/8500rpm
・最大トルク:43Nm(4.4kgf・m)/6500rpm
・燃料タンク容量:11.0L
・変速機:リターン式・6段変速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:130/90-16M/C 67H、150/80-16M/C 71H
・価格:未発表
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