2024年4月にビモータ by カワサキレーシングチーム(bimota by Kawasaki Racing Team)の発足が明らかにされていたが、ついにマシンがお目見えした。車名はKB998となり、998ccのZX-10Rのエンジンにちなんだネーミングも公表された。

ミラノショーで市販版の発表にも期待

2025年シーズンよりSBKにおけるZX-10RRファクトリーマシンの運用は、イタリアを拠点とするカワサキプッチェッティレーシング(Kawasaki Puccetti Racing)が引き継ぐことが発表され、カワサキファクトリーチームがSBKから撤退することが濃厚となっていた。

一方、新たにビモータ by カワサキレーシングチーム(bimota by Kawasaki Racing Team)発足し、KRTはビモータとコラボする形でレース活動を継続することになった。そして、10月22日から開始されるスーパーバイク選手権に向けてKB998が初公開されたのだ。

詳細は不明ながらトレリスフレームとアルミ部材のハイブリッドフレームやウイングレット付きのカウルなどZX-10Rと異なるシャーシとボディが新鮮。それでいて、センターラムエアとアゴが突き出たカワサキ風のアッパーカウルはZX-10Rの血筋を受け継いでいる。

スーパーバイクはプロダクションモデルによるレースなので、KB998が一般に市販されるのは間違いないはず。11月のミラノショーで公道仕様の発表を期待したいところ。まずは、へレスサーキットのテストでどのような走りを見せるのか注目したい。

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コメント一覧
  1. あま より:

    ドゥカティみたいな名前だな。

  2. 匿名 より:

    もっといかにもビモータ!って感じのデザインを期待してたんだけどな~
    カウルのデザインはカワサキみたい。
    フレームはアルミのピボット部と鋼管トレリスフレームを組み合わせたみたいで良い感じ、よく見えんけどw

    名前もビモータっぽくない。

    KB1 Corse なんてのを想像してた。

  3. あま より:

    まあ、ストリートバイクなら冒険も出来るが、レースの為のバイクである以上は勝つことが至上命令だから、奇抜な見た目にしたばかりに性能が落ちたりレースに勝てないとかになったら本末転倒だから。

    ちなみに同じくレースに勝つことが目的のBX450なんてKX450の色を変えてエンブレムをビモータにしただけだから。

  4. 匿名 より:

    ビモータはほぼ川崎の子会社みたいなもの発売元をビモータに移すことで値段の壁を突破して限りなくレース仕様に寄せるのが目的なんだろう

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