復活したモデルも改修とグレードアップで熟成を高める!

スズキの400ネイキッドで最も成功したのは、1994年にリリースしたインパルス(Impulse)の3世代目。
そのインパルスも様々バリエーションモデルを展開しながら、1999年に生産を終了していた。
ところがその後に暫くのインターバルを経て、何と2004年に復活を果たしたのだ。
それも単に生産を再開したのではなく、エンジンはキャブレターにスロットルセンサーを加えた新型として、そもそも得意だった中速域のピックアップとトルキーな力強さを増していた。
またシートも形状をよりフラット化して、快適さと足つき性の改善を進めている。他にも排気ガス規制への対応や先々を見越した手を入れた部分もあり、新たにリリースするからには従来を超えたレベルを目指すあたり、スズキのエンジニア魂の一環を感じさせている。
その最たるところが、アルミのφ120mmと大径のサイレンサーだろう。新しく排気ガス規制へ対応しても、従来よりパフォーマンスも向上、軽量で走りのバージョンアップをアピールしていた。

そして2008年、スペシャルエディションとして初代インパルスと同じ、赤黒のヨシムラカラーを纏ったファイナルバージョンが登場した。
やはりレースシーンでの熱いイメージが、インパルスらしさでは欠かせないということで、ファンにはたまらない垂涎のモデルだった。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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