ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、スズキ Vストローム1050/DEについてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけスズキ「Vストローム1050/DE」ってこういうバイク!!

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スズキ Vストローム1050

 

スズキのアドベンチャーバイクシリーズ・Vストロームシリーズの長兄であるVストローム1050シリーズ。その歴史を紐解けば、初代は海外モデルとしては2002年に登場したVストロームDL1000(型式:VT53A)でありVストロームシリーズは20年以上の歴史があることになります。

国内モデルとして登場したのはアドベンチャーバイクブームが盛り上がりだした2014年で、車名はVストローム1000(型式:EBL-VU51A)ですが、排気量はそれまでの996ccからボアアップして1036cc化。車体に関しては高剛性なアルミ製ツインスパーフレームにフロント19インチ、リヤ17インチというロードセクション重視のキャラクターで、実際“ステルビオ峠(イタリアアルプスの峠道)最速”というコンセプトを提げての登場でした。

このVストローム1000(EBL-VU51A)で特徴的だったのは、スズキのバイクとしては初となるトラクションコントロールシステムを搭載したことでしょう。しかもこのVストローム1000(EBL-VU51A)に搭載されたトラクションコントロールシステムは、MotoGPマシン由来の速く走るためのトラクションコントロールシステムであり、ABSと合わせて峠道ではかなり攻めの走りが可能。2017年にはフロント19インチワイヤースポークホイール仕様のVストローム1000XTも登場しました。

その後、2020年のモデルチェンジでは1036ccの排気量はそのままに最高出力を7馬力上乗せしてVストローム1050(型式:8BL-EF11M)と改名。同時に上級仕様でワイヤースポークホイールを装備するVストローム1050XTには6軸IMUやクルーズコントロールを搭載するなど装備面での差別化も図られました。

2024年9月現在の最新モデルはこのVストローム1050(8BL-EF11M)がベースとなっていますが、2023年には“XT”に代わり、フロント21インチホイール&Fストローク170mmを確保したVストローム1050DEが登場。“XT”に装備されていた豪華な電子制御装備類は、“DE”の登場と同時にSTDにも標準装備されることになりました。

……ということでシリーズ構成を説明するだけでかなり複雑。改めて情報を整理すると2014年以降のモデルには1000と1050(しかも排気量は同じ)があり、2020年以降の1050の中でも“無印(スタンダード)”と“F19インチスポークホイールのXT”、“F21インチスポークホイールのDE”の3バリエーションが存在。しかも“無印(スタンダード)”は2023年モデルを境にクルーズコントロールを装備するなど電子制御装備において大きな違いがあるということになります。中古車を選ぶ際にはこのあたりがポイントになるでしょう。

 

WebikeユーザーはVストローム1050/DEをどう感じている?

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Vストローム1050

新車平均本体価格:165.36万円
口コミ件数:2件
※データは2024年9月30日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で4.17(評価人数:23人)

特筆すべきは、「走り」と「ルックス」、「積載性」が5点満点を獲得していることで、オーナーの満足度の高さが感じられます。

一方、評価が低いのは「取り回し」で2.67。足つき性の悪さや取り回しの重さに関する意見が多数見受けられましたが、それ以外の醜聞がほとんどなかったのも面白いところでしょう。中には「短所らしい短所がないのが短所」なんて声もありました。ただ残念ながら2023年登場のVストローム1050DEに関するクチコミはまだ集まっていませんでした。

 

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Vストローム1050XT

新車平均本体価格:136.62万円
中古車本体価格:119.9万円
口コミ件数:20件
※データは2024年9月30日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で4.04(評価人数:107人)

 

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Vストローム1000

中古車本体価格:78万円
口コミ件数:38件
※データは2024年9月30日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.99(評価人数:168人)

 

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Vストローム1000XT

中古車本体価格:88.55万円
口コミ件数:7件
※データは2024年9月30日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で4.20(評価人数:23人)

Vストローム1050/DEのざっくりまとめ

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Vストローム1050DE

 

よいところ

・長距離移動がとにかく楽
・近年流行りの“ビーク(嘴)デザイン”はスズキがオリジナルで、そのルーツは“ファラオの怪鳥”と呼ばれたDR-Z(ディー・アール・ジータ)
・“ビーク(嘴)デザイン”がカッコいい
・同排気量帯のライバルに比べて安い

悪いところ

・240kg以上で重心も高く取り回しが大変
・足つき性はよくない
・ハイオク仕様

Vストローム1050/DEオーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも、2020年以降のVストローム1050系の中から印象的だった声を紹介します。

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購入動機・用途・比較車種 高速ツーリングとキャンプをする為に購入。比較車種はやはり、versys 1000se Africa twin でした。
長所・満足な点 長距離のツーリングは、快適で疲れません。見た目も大きくて、いかにもアドベンチャーバイクで好きです😊
短所・不満な点 とにかくデカくて、取り回しが大変。足つきも悪いです。立ちゴケリスク高いです。街乗りには向いていません。
これから買う人へのアドバイス 立ちゴケにて、ウィンカーを破損しました。修理費がそう言った意味でかかりそうです。車検があるので維持費は、それなりにかかりそうです。
購入動機・用途・比較車種 長距離を楽に移動できるバイク。
トレーサー9GTと比較し、見た目で決断。
長所・満足な点 ・価格を考えると非常に多い電子制御の多さ
・レトロ感ある見た目
・重量と幅に対して扱いが楽
・意外と良い足つき性
短所・不満な点 ・重量と幅員故に(パニア込みで250kgオーバー)取り回しが難しい
・温度計は割と適当。参考程度に留めるのが良し
・マイナー車種寄りな為、アフターパーツは少ない
これから買う人へのアドバイス 国内メーカーということもあり、当面は故障もなしに安心して乗れると思います。
クルーズコントロール、クイックシフターを始め、2023年モデル以降、沢山の電子制御システムが搭載されたので、行く先々で楽しさを提供してくれます。

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購入動機・用途・比較車種 試乗したところ、先代の1000よりも一回りコンパクトになり、足つき性も改善。650で不満だったパワー感と電子制御が追加されており、惚れ込んで即購入。
長所・満足な点 緻密なエンジンマネジメントとサスペンションセッティングで、とにかく走りがしなやかで気持ちが良い。バイクにのって気持ちよい、という今までにない感覚を味わってます。クルーズコントロールは高速道路での移動がとても楽になる素晴らしい装備です。
短所・不満な点 デザインもDRイメージを継承しつつ、ネオレトロ感があっていい。バイクに乗らない友人からはカタナに戻ったの?と言われました。乗れば軽いが、押し引きはさすがに240キロで重い。エンジンの発熱量も1000ccだけあって、止まると暑いです。
これから買う人へのアドバイス Vストローム650にのって、もうちょっと物足りない、という方はぜひ一度試乗を。
充実の装備と安心の国産アドベンチャーバイクです。

 

Vストローム1050/DEのライバルをチェックする

Vストローム1050シリーズ最大の長所はアルミツインスパーフレーム&フロント19インチホイールによる由来のロードセクションの走りの良さです(21インチ化してダート適正をアップしたDEを除く)。

当然ライバルとなるのもロードスポーツ性に定評のあるアドベンチャーバイクとなるわけですが、国産モデルであればフロント19インチ化されたホンダ・CRF1100L アフリカツイン Adventure Sports ES(8BL-SD15)、ヤマハ・トレーサー9 GT、カワサキ・VERSYS 1000 SEあたりがライバルになりそうです。これらライバルはアドベンチャーバイクの中でもワインディングをしっかり楽しめるスポーティなバイクに仕上がっています。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2024年9月30日現在です。

HONDA CRF1100L アフリカツイン Adventure Sports ES

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オーナー平均満足度:3.96(評価人数:921人)
新車平均本体価格:73.97万円
中古車平均本体価格:52.42万円
口コミ件数:79件

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YAMAHA トレーサー9 GT

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オーナー平均満足度:4.17(評価人数:251人)
新車平均本体価格:163.82万円
中古車平均本体価格:137.5万円
口コミ件数:22件

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KAWASAKI VERSYS 1000 SE

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オーナー平均満足度:3.99(評価人数:43人)
新車平均本体価格:204.6万円
中古車平均本体価格:152.76万円
口コミ件数:6件

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