まさかのリラックスしたライディングポジションと、失敗を怖れずに済むフルリカバリーのモードと猛り狂う公道では試せないフルパワーのモード!
2022年のEICMA(ミラノショー)で展示去れて以来、MV AGUSTAのバレーゼ工場はSUPERVELOCE 1000 SERIE OROをデリバリーするための作業に没頭していた。
ただMV AGUSTSA前所有者のロシアSARDAROV家から、同年11月3日にKTMが25.1%の株を取得し、新しい経営体制へ移行するまでやや足踏みを余儀なくされたが、2024年3月に過半数50.10%の株式を取得、オーストリアのPIERE MOBILITY傘下へ組み込まれ、遂に生産車両のデリバリーが開始されるまでに漕ぎ着けた。
この500台の限定仕様SERIE OROを、我らが盟友アラン・カスカートが現地バレーゼ(アルプスの麓になる北イタリア)で世界初試乗、彼の古くからの知りあいのMVのファクトリーテスターAndrea Rossignoliの先導によって全150kmを駆け抜けた詳細リポートが届いた。
MV の工場敷地内に足を踏み入れ、太陽の光に輝くこのバイクを見ただけで、思わず息を呑んだ。製作者ステファン・ヴァッシュが私に言ったように、このバイクの存在感は特別だ。
情報提供元 [ RIDE HI ]
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