非Vツインから始まった、日本メーカー製のアメリカンモデル
1969年に公開されたアメリカ映画「イージーライダー」に登場するハーレーダビッドソンのカスタムチョッパーに影響を受け、長めのフロントフォークとアップハンドル、それに対して車高の下がったリヤまわりといったフォルムがバイクのカテゴリーとして流行した。
そして、広大な直線路をたんたんと走るようなアメリカ大陸でのイメージにフィットするモデルを、日本メーカーも1970年代の後半から手掛けるようになるのは御存知かもしれない。これが今のクルーザー、当時はアメリカンと言われたカテゴリーだ。とはいえ、当初の国産アメリカンが搭載したエンジンはハーレーのようなVツインではなく、既存のロードモデル用エンジンを用い、専用の外装や車体に積む手法が主流。元からアメリカン専用に仕立てたモデルだったわけではないものの、非Vツインからスタートした「和製アメリカン」は、確実に独自の道を歩み始めた。ここではそんな1970~80年代車から、美麗だったアメリカンモデルをピックアップしてご紹介しましょう。
情報提供元 [ モーサイ powered by Motorcyclist ]
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