センセーショナルなGSX1100S KATANAの前にGS650Gで先鞭をつけていた!

1980年、ドイツで開催されたケルンショーに、既存のデザイン概念を完全に突き崩す1台のプロトタイプが登場した。
スズキがターゲットデザインと手がけた「KATANA」だ。
その反響の大きさに確信を得たスズキは、できる限りこのままの形で市販に移そうと開発を進め、翌1981年に販売を開始、まさに一世をを風靡したのはご存じの通り。
ただこのGSX1100S KATANAに先行するカタチで、ターゲットデザインとスズキは後にGS650Gとなるプロトタイプを試作していた。

実はヨーロッパで600~650ccクラスに、趣味嗜好の強い個性的なバイクを好む層がいて、当初はまずこのバイクで先鞭をつける案で進行していた。
それがGSX1100S KATANAの出現で、やや地味な存在となってしまったが、進んでいた開発はツーリングユースへの対応も含め完成度は高く、ヨーロッパでのリリースには専門的な解説とデザインの感性を表現するカタログから伝わるように、オトナ向けを強くアピールしていたのだ。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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