バイク好きの人で、アニメも好きという方も多いのではないでしょうか?バイクに乗るきっかけがアニメや漫画だったという話しもちらほら耳にします。こちらでは、筆者の独断と偏見で「バイクを好きになれる」を基準に5作品を紹介していきます。
目次
おすすめアニメ5選
ばくおん!!
『ばくおん!!』の原作は2011年から『月刊ヤングチャンピオン烈』にて連載されました。作者はおりもとみまな。”女子高生×バイク”で贈る爽快ハイテンション学園コメディー。2016年にアニメ化され全12話が放送されました。
主人公・佐倉 羽音(さくら はね)は、高校1年生。バイクと全く縁のなかった彼女が、バイクに興味を持ちバイク部に入部。バイクの免許を取得するというところから描かれています。多くの魅力あるキャラクターも登場し、バイクメーカーや行政などからもコラボされるほどの人気作品で、バイク好きでもそうでない方も、今よりもっとバイクを好きになれることでしょう。
バリバリ伝説
『バリバリ伝説』の原作は、1983年から『週刊少年マガジン』で連載された漫画で、作者はしげの秀一。「アマチュアライダー編」「プロライダー編」「世界GP編」の3部作で描かれました。1986年にOVAとして「筑波編」「鈴鹿編」でアニメ化され、1987年に上記2本を再編集した劇場版映画『バリバリ伝説』が公開されています。
バイク好きな高校生の主人公・巨摩 郡は、峠を走る毎日から、バイクレースの道に足を踏み入れていきます。
古い作品ですが、当時の超人気作品でバイク好きには刺さるはず。
ゆるキャン△
『ゆるキャン△』の原作は、2015年から『まんがタイムきららフォワード』にて連載がスタートし、2019年より芳文社の漫画配信サイト『COMIC FUZ』に移籍して連載中。作者はあfろ。2018年にアニメ化され第1期がスタートし、2021年に第2期、2024年に第3期が放送されました。
各務原なでしこ と志摩リンの二人が主人公で、キャンプをメインとした内容となっています。主人公のひとりであるリンはバイク乗り。
バイク乗りの方は、ソロキャンプに興味が湧くかも?また、キャンプ好きの方はバイクでソロキャンしたくなるのでは?
東京リベンジャーズ
『東京リベンジャーズ』の原作は、『東京卍リベンジャーズ』として2017年から2022年まで『週刊少年マガジン』に連載されました。作者は和久井健。2021年にテレビアニメ化され、現在までに第1期「8・3抗争編&血のハロウィン編」第2期「聖夜決戦編」第3期「天竺編」として放送され、2024年現在、続編の制作も決定されました。
冴えない生活を送っていたフリーターの 主人公・花垣武道が過去にタイムリープして、未来を変えるといったSF要素も加わったヤンキーアニメ。
多数のバイクが登場するとともに、リアルの車両価格にも影響を与えるほどの人気漫画・アニメ。
スーパーカブ
『スーパーカブ』は、2016年から2021年までに小節投稿サイト「カクヨム」に投稿された小説を、コミカライズした漫画。原作はトネ・コーケンで作画は蟹丹。2017年12月末よりWebサイト「コミックNewtype」にて連載を開始されました。2021年にテレビアニメ化され、全12話が放送されました。
両親も趣味も友達もない、何もない少女・小熊が主人公で、中古の「スーパーカブ」に出会ったことで、彼女の世界が変わっていきます。
世界で一番売れているバイク「スーパーカブ」を題材に、バイクの楽しさを教えてくれます。
アニメに登場する実車バイク紹介
ばくおん!!
鈴乃木凛の愛車:「SUZUKI GSX400S KATANA」
メインキャラクターのひとりである鈴乃木凛の愛車は、スズキの「GSX400S KATANA」。
「GSX400S KATANA」は、1992年に新設計の水冷4ストロークエンジンを搭載して登場。デザインのベースは1981年に発売された「GSX1100S KATANA」のオリジナルデザインを忠実に再現した400ccモデル。
前年の1991年に同様のコンセプトで開発された250ccモデルの「GSX250SS KATANA」も存在します。
排気量:399cc
最高出力:53PS(38.98kW)/10,500rpm
最大トルク:37.27Nm/9,500rpm
バリバリ伝説
巨摩郡の愛車:「HONDA CB750F」
主人公・巨摩郡が高校生時代に愛車としていたのがホンダの「CB750F」。
「CB750F」は1979年に空冷4ストローク4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載して、ホンダのスポーツモデルとして登場。
郡が「シビコちゃん」と呼んで跨る愛車のモデルは1981年モデルの「FB」。セパハンにモリワキの集合管など多数のカスタムが施されていました。
排気量:748cc
最高出力:70PS(51.48kW)/9,000rpm
最大トルク:58.84Nm/7,500rpm
ゆるキャン△
志摩リンの相棒:「YAMAHA Vino」
主人公のひとりである志摩リンが乗るバイクはヤマハの「Vino」。
「Vino」は1997年に初代モデルが空冷2ストロークエンジンを搭載して登場。2004年発売の2代目モデルから水冷4ストロークエンジンに変更。2018年に現行モデルでもある3代目へとフルモデルチェンジ。
リンの搭乗する「Vino」は、実在していないモデルであると言われています。エンジンは初代の2スト、見た目は2代目というのが一番近いのではないでしょうか。
ちなみに2018年にアニメ『ゆるキャン△SEASON1』が放送された際には、YAMAHAから『ゆるキャン△』とのコラボ企画として、「志摩リン仕様Vino」のプレゼントキャンペーンがありました。
排気量:49cc
最高出力:4.5PS(3.3kW)/8,000rpm
最大トルク:4.1Nm/6,000rpm
シート高:720mm
東京リベンジャーズ
佐野万次郎の愛機:「HONDA HAWK CB250T」
東京卍會創設メンバーであり、東京卍會の総長・佐野万次郎、通称「マイキー」の愛機は「HAWK CB250T」。1977年7月にホンダから発売されました。
超ショート・ストロークの高回転出力エンジンを搭載。排気効率、消音効率ともに優れた2 into 1チャンバー、2マフラーを採用。
排気音から「バブ」という愛称でも呼ばれていました。
大まかなモデルごとの変更点として、スポークホイールを’78年モデルからコムスターホイールに、タンク形状も変更されました。’79年モデルからはサイドカバー、シートの形状が変更。’80年モデルが最終モデルとなりました。
排気量:249cc
最高出力:26PS(19.1kW)/10,000rpm
最大トルク:19.6Nm/8,500rpm
スーパーカブ
小熊の愛車:「HONDA Super Cub 50」
主人公・小熊の乗るバイクは、「HONDA Super Cub 50」。
スーパーカブは、1958年に初代モデル「C100」が発売され、この当時から4ストロークエンジンを搭載し、変速時のクラッチ操作を必要としない自動遠心クラッチシステムを採用。
この車両は、世界的にも人気を博し、2017年には世界累計生産台数1億台を突破。現在も販売され続けている超ロングセラーモデル。
様々なモデルが存在しており、小熊が乗っているのは2002年から製造されたキャブレター式の最終型「 Super Cub 50 スタンダード」と思われます。
排気量:49cc
最高出力:3.7PS(2.7kW)/7,500rpm
最大トルク:3.8Nm/5,500rpm
まとめ
アニメって素晴らしいですよね。紹介した中に見たことが無いアニメもありましたか?
バイク乗りはバイクが登場すると、どうしても気になってしまうもの。
また、乗らない人は、アニメを見ることでバイクに興味が湧いて「乗ってみたい」って感じるはず。
日本のアニメはとても人気があって、登場するバイクは、中古販売価格にも大きく影響を与えています。
気になったアニメがあったら、是非一度視聴してみて下さい。きっと、もっとバイクが好きになれるはずです。
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