【速報】ついにチョイノリ復活！？ 2025年に電動版e-チョイノリ発売か
チョイノリ
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スズキが2023年のジャパンモビリティショー（JMS）で発表した「e-choinori（イーチョイノリ）」が、2025年にも発売されると予想される。2003年に税抜き5万9800円で発売され、大きな反響を呼んだチョイノリが電動版でも旋風を巻き起こすか！？
電動版こそ本当の「ちょい乗り」バイクに
チョイノリは、2003年に税抜5万9800円という低価格で発売され反響を呼んだ原付スクーター。部品点数は30％、ボルトやナット類は50％削減され、当時の一般的なスクーターより40％の軽量化を実現。「近距離移動＝ちょい乗り」に的を絞って装備を徹底的に合理化した。
当時の動力源はもちろんエンジンで、シンプルな空冷OHV2バルブ方式。カムシャフト&スプロケットは樹脂製という割り切った設計からもちょい乗り用途の想定が見て取れる。一方燃料タンクは3L確保されており、定地燃費で200km以上の航続距離を実現していた。
電動版のe-チョイノリは、車体はエンジン版と共通としつつ動力源をパナソニック製モーターとバッテリーに換装。ともに電動アシスト自転車用ユニットなので、航続距離は本当に「ちょい乗り」になるという。ただし、部品点数や重量はより軽減されることが期待できる。
2023年のJMSではコンセプトモデルだったが、これが2025年には発売されると予想。同年には原付モデルの排ガス規制が適用され、各社の50ccエンジン車の生産終了が決まっている。これと入れ替わりでe-チョイノリが優れたコスパで発売されたら再び大きな反響を呼ぶはず。続報に注目！
e-チョイノリはパナソニックの自転車部門、サイクルテックのユニットを採用している。自転車は25km/hまでのアシストとなるが、原付用途にセッティングを変更しているだろう。
航続距離は「数kmの移動」を想定していることから、ホンダEM1e:の53kmまで設定していないだろう。エンジン版チョイノリの最高速はメーターで45～50km/h程度だった。
チョイノリ（2003年） [SUZUKI] フレームも流用されており1500mmの全長はe-チョイノリと同寸だ。エンジンはわずか2PSのOHV単気筒と割り切った設計で税抜5万9800円を実現した。
e-チョイノリ主要諸元
・全長×全幅×全高：1500×600×1015mm
・シート高：680mm
・タイヤ：F＝80/90-10、R＝80/90-10
※ジャパンモビリティショー参考出品車
2003年型チョイノリ主要諸元（参考）
・全長×全幅×全高：1500×620×975mm
・ホイールベース：1055mm
・シート高：680mm
・車重：39kg（乾燥）
・エンジン：空冷4ストローク単気筒OHV2バルブ 49cc
・最高出力：2PS/5500rpm
・最大トルク：0.3kg-m/3500rpm
・燃料タンク容量：3L
・変速機：Vベルト無段変速
・ブレーキ：F＝ドラム、R＝ドラム
・タイヤ：F＝80/90-10、R＝80/90-10
・当時価格：5万9800円（税抜）※e-チョイノリの価格ではありません
