
タイ発のメーカー「GPX」の日本専売モデルとなるカフェレーサー「GTM250R」の第二次予約受付が開始される。LEDヘッドライトにロケットカウル、バーエンドミラーやシングルシートを装備。カラーバリエーションは3色で、販売台数は150台限定。価格は56万6500円だ。
目次
先行予約分がデリバリー開始!第二次予約を受け付け中
タイから125~250ccクラスのネオクラシックやスポーツモデルをラインナップするGPX。そこから2023年12月に新発売された「GTM250R」は、かつて国内ラインナップされていた200ccカフェレーサー「ジェントルマンレーサー200」のスタイルをそのままに、排気量を250ccへ拡大した後継モデルだ。同クラスでは珍しいロケットカウルを標準装備しており、本格的なカフェレーサースタイルながら、250ccというとっつきやすい排気量も魅力。
発表時から国内のレトロスタイルファンの熱い注目を集めたGTM250R。しかし日本限定モデルであり、販売は受注生産のみ。2023年12月に第一期の先行予約を受け付けていたが、台数は150台限定だった。このため入手できなかった人もいるだろう。しかし今回、第一期のデリバリー開始と共に、第二期の予約開始もアナウンスされた。全国のGPX販売代理店で受付中だ。カラー、価格は第一期と変わらず、レッド、ブラック、イエローの3色のラインナップで、56万6500円での販売だ。
GPX代理店一覧
https://www.gpxjapan.co.jp/dealers
詳細情報:GPX JAPAN
https://www.gpxjapan.co.jp/
GTM250R[2024]空冷250ccの本格カフェレーサー。150台限定の受注生産だ。
ロケットカウルを標準装備するモデルは数少なく、ファンには見逃せないスタイルだ。
本格的装備のコンパクトカフェレーサー!
GTM250Rが搭載するエンジンは最高出力20.4PSを発揮する空冷単気筒で、148kgの軽量なボディに、800mmのシート高というコンパクトなボディが特徴的。ロケットカウルを備えるモデルは他メーカーからも少数ラインナップされているが、250ccクラスで2024年現在新車購入できるのはこのGTMが唯一だ。
前後17インチのスポークホイールやLED灯火、バーエンドミラーや倒立フォーク、シングルシート、ショートフェンダーの採用といった、細部まで行き届いたスポーティーなスタイルに、シングルのデジタルメーターを採用。フロントブレーキにはラジアルマウントキャリパーのダブルディスクを備えるという贅沢ぶりだ。オプションでタコメーターも追加することができる。現在もレトロスタイルネイキッド「レジェンド」シリーズをラインナップするGPXらしい、モダンさとレトロさが合体したスタイリングはとても個性的。またABSを新たに装備するのもポイントだ。
ロケットカウル、丸ヘッドライトのレトロスタイルが特徴。前後ライトはLEDを採用している。
エンジンは空冷OHC単気筒250cc。15kw(20.3PS)/8500rpmを発揮する。オイルクーラーも標準装備だ。
フロントは倒立フォーク、ラジアルマウントキャリパーのダブルディスクブレーキを備える。
ホイールサイズは前後ともに17インチで、タイヤの選択肢も多い。リアサスペンションはモノショックを採用。
メーターはデジタル表示のシングル。各種警告灯、シフトインジケーターも集中して表示。
GTM250R[2024]
発売日:受注生産
メーカー希望小売価格:56万6500円
イエロー
レッド
ブラック
GTM250R[2024]主要諸元
・全長×全幅×全高:1995×770×1120mm
・ホイールベース:1370mm
・シート高:800mm
・車重:148kg
・エンジン:空冷4ストロークSOHC単気筒 250cc
・最高出力:20.38PS(15.0kW)/8500rpm
・最大トルク:1.93kg-m(19Nm)/7000rpm
・燃料タンク容量:14.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-17(チューブ)、R=140/70-17(チューブ)
・当時価格:56万6,500円
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